2020年9月14日

【遂に動く初代3000形】小田急電鉄ロマンスカー“SE”3000形3021Fの3両がロマンスカーミュージアムに搬入へ

2020年9月13日、小田急電鉄ロマンスカー“SE”3000形3021Fの3両(3021+3022+3025)が1000形1253F(6両固定編成)の牽引により大野総合車両所から海老名検車区に回送されました。今後ロマンスカーミュージアムへの搬入作業に移行するものとみられます。
▲ロマンスカー“SE”3000形3021Fの3両(写真は最上段から3021・3022・3025)がついにロマンスカーミュージアムへの搬入作業のため1000形1253Fに導かれて海老名検車区へ。一足先に搬入されたモハ1形の10号車と”LSE”7000形7003Fのデハ7003が待っている。
▲ロマンスカー“SE”3000形を海老名検車区へ牽引した6両固定編成の1000形1253F。保存両数が3両と多いため、6両固定編成が牽引を担当した。

この3021Fの3両は2019年まで保存されていた5両のうち、解体処分となった3023・3024を除いたものとなっています。連接台車の車両ではありますが、3021・3025の両先頭車があるため、1000形1253Fが牽引する形となりました。保存車両が3両と多いため、搬入作業を数日間に分けて行うのか注目されます。2019年5月のファミリー鉄道展では最新鋭のロマンスカー“GSE”70000形70051Fと並べて展示された“SE”3000形ですが、中間2両の解体を経て遂にロマンスカーミュージアムへ搬入、という運びとなりそうです。ほかに保存車両が2両以上あるのは先頭車とスーパーシート(JR各社の場合グリーン席)が存在した2階建て車両の“RSE”20000形となっています。