2020年9月15日

【着々と進む増備】相模鉄道20000系20103Fが甲種輸送される

2020年9月14日より、日立製作所笠戸事業所で製造された20000系20103F(10両固定編成)の甲種輸送がかしわ台車両センターまで行われています。相模貨物ターミナルまでは牽引機はEF210形3号機が担当しているようです。
▲20000系20101Fから仕様が大きく変更された20102F。今年度分は全6編成が日立製作所笠戸事業所で製造され、そのうちの2編成目(合計3編成目)である。

20000系はこの編成の登場で3編成目(合計30両)となりました。前回登場した20102Fと同じ仕様(車内LCD式旅客案内表示器の2画面化、広告用画面の配置変更、3人掛け一般座席へのユニバーサルデザインシート採用、ユニバーサルデザインシートへの荷物棚設置、貫通路連結部分の扉の取っ手の色変更など)が取り入れられているものと考えられます。相模貨物ターミナルで5両ずつに分割され、数日間に分けてかしわ台車両センターに搬入ということになります。この系列の追加投入により残り2編成のみとなった7000系(7751F・7754F)を置き換えていきそうですね。8000系でも制御装置未更新車の8702Fが編成単位で廃車除籍となっているため、制御装置が更新されていない8706Fまでの初期5編成の動向が注目されることになりそうです。