2025年4月16日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-35編成(クハE217-35以下11両)が新潟車両センター所属のEF64形1031号機に牽引され、長野総合車両センターに配給輸送されました。廃車解体処分と思われ、残る基本編成は都クラY-42編成(クハE217-42以下11両)だけとなるようです。.JPG)
▲鎌倉車両センターで基本編成の撮影会に使用されたE217系都クラY-35編成が長野総合車両センターに旅立った。残る基本編成は都クラY-42編成となった。登場当初の帯色を復刻した都クラY-101編成を含む付属編成よりも先に基本編成が消滅する可能性が出てきた。.JPG)
▲E217系最後の基本編成となった都クラY-42編成。この編成が配給輸送されると基本編成は消滅となり、付属編成だけが残ることになる。なお基本的に定期運用に充当されないため、ドアステッカーは全編成撤去されている。
E217系は2025年3月のダイヤ改正を前にひっそり運用を離脱、定期営業運転を終えました。2025年5月10日には登場当初の帯を復刻して営業運転に1往復しか使用されなかった、都クラY-101編成を使用した撮影会に伴う団体専用列車が大船(JO-09)~横須賀(JO-03)~逗子(JO-06)~横須賀~大船間で運転される予定で、その際には撮影会に都クラY-102編成も使用されるものと思われます。この付属編成の2本が最後まで残る形になるのでしょうか。基本編成は今回の動きで都クラY-42編成だけとなりました。2021年に廃車が始まってから約4年、まもなくE217系基本編成が完全消滅となりそうです。