2025年4月17日、東京地下鉄8000系8104Fが所属先の鷺沼検車区から東急電鉄田園都市線・半蔵門線・東武鉄道伊勢崎線・佐野線経由で東武鉄道経理部資材管理センター北館林車両解体場へ自走回送されました。18000系18112Fの導入に伴う廃車除籍処分と思われます。.JPG)
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▲半蔵門線と乗り入れ路線で活躍した8000系8104Fが18000系18112Fの就役と入れ替わり、東武鉄道経理部資材管理センター北館林車両解体場へ旅立った。8000系の廃車は8110F以来のことである。
今回の動きは18000系の仕様変更で登場した2次車となる18112Fが導入されたことに伴い、8000系8104Fが置き換えられた形となり、列車番号49Sでの自走回送となったようです。8000系の在籍数はこれで6編成60両(8101F・8106F・8109F・8115F・8116F・8118F)となりました。今回廃車となった8000系8104Fは当初は6両固定編成で落成し、営業運転投入前に中間電動車2両の増備で8両となり、そのあと仕様の異なる中間付随車2両の増備で最終的には10両に増強されました。この編成は2010年度以降にB修繕工事を受けたため、その際に17インチワイドの車内LCD式旅客案内表示器が設置され(2画面配置)、同編成の特徴であるドア開閉時の勢いを残しているため『爆弾ドア』を持つ編成として親しまれており、3打式ドアチャイムとの組み合わせはこの編成が唯一でしたね。私も乗車した際にはこの編成が特に印象に残っていたのを思い出します。
【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2025年4月17日現在
《現役》 6編成( 60両)
8101F・8106F・8109F・8115F・8116F・8118F
《廃車》13編成(130両)
8102F・8103F・8104F・8105F・8107F・8108F・8110F・8111F・8112F・8113F・8114F・8117F・8119F