2025年4月11日に首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが今年度から2029年度までにかけての中期経営計画を発表しましたが、そのなかに2025年度鉄道設備投資事業計画の一部内容が含まれているほか、普通乗車券のQRコード化や8両編成への増強などに言及しています。.JPG)
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▲今夏で開業20周年を迎えるつくばエクスプレスの秋葉原(TX-01)~守谷(TX-15)間のみで運用されているTX-1000系(TX-1107F・TX-1114F)。基本的に普通列車のみの運用が多く、同系列は3号車に中間付随車を連結した3M3Tの構成となっている。同系列を8両固定編成に増強するとなると、中間電動車1両と中間付随車1両の増結が予想される。.JPG)
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▲今夏で開業20周年を迎えるつくばエクスプレスの主力車両となっているTX-2000系(TX-2154F・TX-2169F)。交直流電車となっているため、全種別列車に充当される。同系列では3号車・4号車が元セミクロスシート車両の編成であり、4M2Tの構成となっている。この系列を8両固定編成に増強するとなると、中間付随車2両の増結が予想される。.JPG)
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▲今夏で開業20周年を迎えるつくばエクスプレスで5編成のみの存在となっているTX-3000系(TX-3181F・TX-3185F)。TX-2000系と同じく交直流電車であり、全線で全種別列車への充当が可能となっている。こちらも4M2Tの構成となっているので、8両固定編成に増強するとなると、中間付随車2両の増結が予想される。
首都圏新都市鉄道では全線でTX-2000系およびTX-3000系で運転されており、秋葉原~守谷間の直流電化区間ではTX-1000系も運転されています。現在はすべての列車が6両固定編成での運転となっていますが、中期経営計画では8両固定編成への増強にも言及しており、2023年度までには秋葉原・新御徒町(TX-02)・浅草(TX-03)・南千住(TX-04)・青井(TX-06)・六町(TX-07)の各駅で8両対応へのホーム延伸工事が完了しており、現在は今年度分として昨年度から引き続き北千住(TX-05)のホーム延伸工事に着手、柏たなか(TX-14)でもホーム延伸工事に向けた準備を進め、着手するようです。またつくばエクスプレスの総合車両基地の8両化に対応した基地の拡張に向けた準備が進んでいるようです。さらには新型車両として(仮称)『TX-4000系』の検討も公表されました。新型車両導入が決定した場合、交直流電車となる可能性があり、当初から8両固定編成として登場させるかもしれません。