2025年4月25日、相模鉄道が2025年度から導入する新型車両13000系について、2026年春に営業運転を開始することを発表しました。同系列の最初の1編成は10両固定編成ではなく8両固定編成となり、自社線限定運用となりそうです。.JPG)
▲先頭車のイメージは12000系が基本ベースではあるが、同系列よりはややスタイリッシュな雰囲気で、側面部は11000系や12000系ではなく10000系とほぼ同じである。直通先路線では運用しないことから、トップナンバーは10両固定編成ではなく8両固定編成となる。10000系以降のトップナンバーはすべて10両固定編成で落成していた。
新型車両の13000系は基本ベースとなる12000系に、座席定員を1編成12名増やすことから、11000系や12000系よりも10000系に近い側面形状となり、乗務員室付近の旅客用扉の位置が再び変わるほか(11000系・12000系の先頭車乗務員室寄りの座席は4人掛けだが、13000系では座席定員の増加で7人掛けに変更し、旅客用扉の位置も変更する)、12000系と同様の制御装置(他社で導入が進むSiC素子ではなく三菱電機製のIGBT素子)、ユニバーサルデザインシート、12000系や20000系列で採用した吊革、フリースペースの全車両設置、『ナノイーX』を搭載する空気清浄機、半自動ドアスイッチ(個別ドアスイッチ)、袖仕切り板大型化(12000系や20000系列と同様)、車内の鏡設置、車内防犯カメラ設置、17インチワイドの車内LCD式旅客案内表示器(12000系と同様)、調光機能付きLED照明採用、海老名(SO-18)以外の各駅へのホームドア設置済みを考慮してTASCの採用が予定されています。製造は総合車両製作所とあるので、おそらく12000系以来となる横浜事業所製造となりそうです。13000系は基本ベースとなる12000系に、20000系列や10000系の要素を織り交ぜたかのような車両になりそうで、まずは同系列のトップナンバー((仮)13101F)の出場が楽しみです。