2025年4月20日

【直通運転中止の影響が】相模鉄道9000系9702F・10000系10701Fが直通運用の代走で新横浜線を走行

2025年4月18日の相模鉄道本線かしわ台(SO-17)での信号装置故障に伴うダイヤ乱れの影響で直通運転を取り止めたことにより、9000系9702Fと10000系10701Fが12000系および東日本旅客鉄道E233系7000番台の運用を代走し、新横浜線に入線する珍事がありました。
▲所定で12000系固定運用の平日70運用を90009702Fが代走し、新横浜線に乗り入れた。12000系・20000系を除く相模鉄道の電車は定期的に新横浜線へと乗り入れることはない。
▲所定でE233系7000番台の固定運用の平日85運用を1000010701Fが代走し、新横浜線に乗り入れた。こちらも新横浜線には通常乗り入れない。

新横浜線を走行する相模鉄道の電車は基本的に12000系(東日本旅客鉄道埼京線直通列車)、20000系(東急電鉄直通列車)に限られており、8000系・9000系・10000系・11000系が定期的に入線する運用はなく、新横浜線自体に入線することはありません。ただし今回は信号装置故障の影響でかしわ台車両センターに入庫していた編成が出庫できなかった事情があったのかは分かりませんが、その直通運用の相模鉄道区間の代走として9000系9702Fと10000系10701Fが代走の任務に当たったものと思われます。そのため当該編成には直通列車の運用番号が表示されていました。直通運用に充当されない系列でも12000系の固定運用、E233系7000番台の固定運用の運用番号は代走に備えて準備してあったようですね。