2025年4月26日と27日に、東日本旅客鉄道東海道線平塚(JT-11)と常磐線勝田を乗り継ぎなしで結ぶ臨時特急列車『絶景ネモフィラ平塚号』(往路9030M列車→9027M列車・復路9028M列車→9031M列車)が運転されました。この列車は横浜(JT-05)~水戸間を途中無停車で運転されました(ただし上野(JU-02,JJ-01)は乗務員交代の運転停車を実施)。.JPG)
▲4月26日の『絶景ネモフィラ平塚号』の往路(9030M列車→9027M列車)に充当されていたE657系都カツK5編成。常磐線高浜~石岡間での人身事故の影響から遅延で到着となり、その列車に充当されていた同編成は急遽『ひたち』『ときわ』運用に入った。このため同日の復路には別のE657系が充当された。往路・復路で充当編成が異なるのは異例だ。.JPG)
▲4月26日の『絶景ネモフィラ平塚号』の復路(9028M列車→9031M列車)に急遽充当されたE657系都カツK3編成。所定では復路も都カツK5編成が充当される予定であった。なお27日の往路・復路はともに都カツK3編成が充当され、『フレッシュひたち』復刻塗装編成が思わぬ形で東海道線平塚~品川(JT-03)間に初入線を果たすこととなった。
東海道線平塚発着の常磐線直通の臨時特急列車は時期によって列車名が変わりますが『水戸偕楽園平塚号』・『絶景ネモフィラ平塚号』・『海浜公園コキア平塚号』ともに、往路・復路で同じ編成が充当されることとなっています。4月26日の往路運転分はE657系都カツK5編成が充当されていましたが、常磐線高浜~石岡間での人身事故の影響から土浦~勝田間で運転を見合わせたため、『絶景ネモフィラ平塚号』も遅延の影響を受け、その列車に充当されていた都カツK5編成が急遽『ときわ』『ひたち』の定期運用に充当されたために、同日の復路運転分は別の編成による運転となり、なんとオレンジパーシモン塗装の都カツK3編成が『絶景ネモフィラ平塚号』の復路に急遽充当、東海道線品川~平塚間を『フレッシュひたち』復刻塗装編成が初めて入線することとなり、注目を集めました。なお27日の往路・復路運転分はともに都カツK3編成が再び充当されました。人身事故の影響とはいえど、往路・復路ともに東海道線平塚発着の臨時特急列車に『フレッシュひたち』復刻塗装編成が充当されるのは史上初の出来事となりました。通常は東海道線平塚発着の臨時特急列車に『フレッシュひたち』の復刻塗装編成(5編成)が充当されることはありません。
停車駅は平塚・茅ケ崎(JT-10)・藤沢(JT-08)・大船(JT-07)・横浜・水戸・勝田で、『水戸偕楽園平塚号』で運転する場合に限り、(臨)偕楽園にも停車するようです。