2025年4月24日、江ノ島電鉄が新型車両、『700形』を導入し2026年度に営業運転を開始する計画を発表しました。江ノ島電鉄の新型車両は2006年に投入した500形以来、約20年ぶりとなります。700形の導入に伴い1000形は順次置き換えられていくものと思われます。.JPG)
▲江ノ島電鉄に約20年ぶりの新型車両導入を発表した。2両固定編成が基本となるため、既存の1000形を置き換えるとなると、少なくとも6編成は必要になる。700形は新たな江ノ島電鉄の主力となるのだろうか。1000形よりも最古参の300形305Fの今後も気になるところだ。
置き換え対象となる1000形は極楽寺検車区に1001F・1002F・1101F・1201F・1501F・1502Fが在籍しており、ワンマン運転対応改造工事を受けた車両(1502F)もいます。京都府にある京福電気鉄道とは姉妹協定が結ばれており、1002Fが嵐山本線を走行する車両と同じ紫色となっています。1000形は片開きドアですが、700形は500形以来の両開きドアが採用されるものと思われます。700形については当初からワンマン運転に対応する車両となるほか(乗降安全確認カメラの設置など)、車内防犯カメラの設置、VVVFインバータ制御の採用などが予定されているほか、複数編成を導入することから、車内は山側がロングシート、海側が1人掛けボックスシートとなるようで、ロングシートからもボックスシートからも相模湾が見られるように工夫されているようですね。車内の内装は3種類で、伝統を受け継ぐ意味で江ノ島グリーンのほか、海をイメージした江ノ島ブルー、古都鎌倉をイメージした鎌倉ストーングレーを採用する計画となっています。現時点で発表されたのはここまでですが、1000形の記録が必要になりそうです。それよりも最古参形式の300形はどうするのでしょうか。