2025年4月9日

【8両化計画どこへ?】東京地下鉄9000系9111F(6両固定編成)、新木場CRでB修繕工事実施か

2025年4月7日、東京地下鉄9000系9111F(6両固定編成)が和光検車区新木場分室に自走回送されました。同編成は併設の新木場CRに入場し、B修繕工事を受けるものと思われます。
▲和光検車区新木場分室へ自走回送された9000系9111F。この編成も6両固定編成のままB修繕工事実施となりそうだ。9109F以外の8両固定編成への増強はどこへやら…。
▲9000系9109Fだけに見られる、内装が16000系ベースの中間付随車。8両固定編成に増強を行う場合はこの中間付随車が出場したうえで編成中央に連結される必要がある。

東京地下鉄では9000系9109F9121Fの2次車~4次車のすべての編成(9109Fのみ実施済み)を8両固定編成に増強する計画を発表していましたが、9109F以外の一部編成ではB修繕工事を実施したものの、中間付随車2両の増結を見越して中間車についてはすべて電動車のまま存置されています。B修繕工事の実施は想定できますが、中間付随車の出場がないのが気になります。8両固定編成に増強するとしても、相模鉄道には直通できないため、増結の必要がないと考えているのでしょうか。東急電鉄保有車両は全車両に増結(3020系は当初から8両固定編成で出場)、相模鉄道は8両固定編成の20000系、東京都交通局は8両固定編成の6500形を新製し導入しており、このうち東急電鉄保有車両は直通対応工事を実施、6500形は相模鉄道直通の準備工事がなされていますが、9000系にはされていないものと思われますので、変更がある可能性も否定できなさそうです。