2025年3月1日

【車番は50番台か?】東急電鉄大井町線の各駅停車向けに6020系5両固定編成を2025年夏に投入へ

2025年2月28日、西武鉄道に『サステナ車両』として譲渡される予定の、東急電鉄9000系15編成と、2000系を転用改造した9000・9020系3編成の合計18編成を置き換えを目的に、大井町線向けに2025年夏から6020系5両固定編成を順次導入すると発表しました。
▲大井町線では急行列車向けに6020系7両固定編成(6121F6122F)が投入されたが、今回の分は各駅停車向けに7両固定編成をベースに、転換クロスシート車両と中間付随車を除いた5両固定編成が投入されることとなった。なお同系列シリーズでは初のコストカット仕様に。
▲6020系に置き換えられて西武鉄道に譲渡される予定の9000系では9005Fが運用離脱済みで部品類の撤去作業が行われている。残る9000系は14編成(うち生え抜き1編成)、9000・9020系は3編成となっている。9000系列は早めに記録しよう。

すでに総合車両製作所横浜事業所でその5両固定編成のトップナンバーとなる6020系車両が確認されており、9000系と同じく長津田検車区に配属となる見込みです。急行専用車両との区別で5両固定編成を示すステッカーが先頭車に貼付されるでしょうか。6020系では直通先の田園都市線を含めて運用路線の全区間の全駅にホームドアが設置されているため、急行専用車両(6000系と6020系)では新製当初は転落防止幌が設置されていましたが、現在は撤去されていて、各駅停車専用車両では新製当初から設置が省略されるものとみられます。なお今までは2020系列とは異なり、旅客用扉横の手摺の形状が変更されるなどコストカット仕様が導入されるようです。

なお西武鉄道には6020系に置き換えられる9000系が譲渡される見込みですが、多摩湖線を中心に運用される車両が西武鉄道9000系であるため、系列名をどうするのかも含めて動向が注目されることになります。元2000系は確実に譲渡されてほしいところですが…。