2025年3月27日

【地下鉄直通仕様?】東武鉄道、2026年から新型車両『90000系』を森林公園検修区に投入へ

2025年3月26日、東武鉄道が2026年から森林公園検修区所属の9000系を置き換えるための新型車両『90000系』を7編成(70両)投入すると発表しました。
▲東上線で活躍する9000系。トップナンバーの9101Fが2023年に廃車除籍処分となり、9102F9108F9151F9152Fの9編成(90両)が在籍する。90000系の投入数は7編成と9000系より2編成分少ないが、同系列のGTO素子VVVFインバータ制御の9151F9152Fは余剰での廃車となってしまうのか。
▲2023年に廃車除籍処分となり、両先頭車だけ保存されている9000系9101F。東向島(TS-05)に近接の東武博物館に保存展示でもするのだろうか。

9000系は2023年に初の廃車除籍処分となった試作車両の9101Fを含めて10編成(100両)が森林公園検修区に配置され、東上線池袋(TJ-01)~小川町(TJ-33)間と東京地下鉄有楽町線・副都心線などに直通する運用で活躍しています(試作車のみ地下鉄に直通しない)。新製投入される90000系は7編成(70両)ということで、数的には9000系のチョッパ制御車両7編成を置き換える数と合致しますが、GTO素子VVVFインバータ制御の9151F9152Fが存在しており、少なくとも2編成分は余剰で廃車となる可能性があります。90000系のデザインは高瀬舟から着想を得て逆スラント形状を採用したものとなっており、前面部には地下鉄への直通を想定してか貫通扉が設けられるものと思われます。車内案内表示器は50000系列でのLCD設置車両および80000系と同様に17インチの2画面が連続したもの、車内防犯カメラの設置や全車両への車椅子・ベビーカー利用可能なフリースペースを設置します。車両間貫通扉はほぼ全面的にガラスとするほか、旅客用扉の窓の形状が変更され、床面付近にまで至るのが特徴です。制御装置にはフルSiC素子が採用される見込みとなっています。ドアエンジンは80000系と同様のラック式となるのでしょうか。かなり斬新な新型車両ですが、貫通扉ありのデザインとなっていることを考慮すると、ワンマン運転仕様で地下鉄に乗り入れることができれば、有楽町線や副都心線、あわよくば東急電鉄東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線で見ることができるかもしれません。