2025年3月19日

【早朝の人身事故で大混乱】小田急電鉄、平日新ダイヤ早々に早朝の人身事故の影響で珍しい行先が多数⁉

2025年3月17日、小田急電鉄で最初の平日新ダイヤとなったわけですが、5時00分頃に玉川学園前(OH26)~町田(OH27)間で発生した人身事故(当該は6750レ(平日E67運用))の影響で東京地下鉄千代田線との直通運転が取りやめとなったことで、珍しい行先が多数運転される事態となりました。
▲平日に運転の伊勢原発の4306レ(平日57S運用)は北綾瀬(C-20)行きのところ、成城学園前(OH14)行きに、伊勢原発の4320レ(平日61S運用)は我孫子(JL-30)行きのところ、経堂(OH11)行きに。どちらも16000系(前者は16102F・後者は16133F)が充当された。
▲海老名(OH32)始発の4316レ(平日13K運用)は我孫子行きのところ新宿(OH01)行きに。E233系2000番台都マト15編成が充当された。多摩線では定期運用で設定されなくなった急行新百合ヶ丘(OH23)行きとなり、同編成もその列車に充当された。

小田急電鉄で平日新ダイヤ初日に初電車で人身事故が起こるのは異例です。平日の通勤準急のうち、伊勢原始発の2本(4306レ4320レ)はダイヤ改正後は双方で東京地下鉄16000系の運用(前者が平日57S運用・後者が平日61S運用)となり、海老名検車区を出庫後、伊勢原まで回送されたのち運用に入るようです。4316レは海老名検車区22番構内留置線で出庫の待機をしたのち、4番ホームに入換されるようです。またこの人身事故の影響が長引き、日中時間帯に運転される多摩線はすべて急行となったのですが、新宿発着を含めて上りは多摩線完結の新百合ヶ丘行きとして運転された時間があり、ダイヤ改正後では設定の無い種別行先なだけに注目を集めました。

ちなみに平日の通勤準急の送り込みを兼ねた各駅停車が成城学園前始発の2本(6511レ6515レ)が設定されていますが、ダイヤ改正後は6511レ平日53S運用となり、16000系の固定運用となりました(6515レ平日C22運用となります)。定期運用で16000系の線内完結運用は久しぶりの設定となります。