2024年2月28日

【機器更新最後の編成が】東日本旅客鉄道E217系都クラY-21編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2024年2月28日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-21編成(クハE217-21以下11両)が新潟車両センター所属のEF64形1031号機に牽引され所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系都クラY-21編成がEF64形1031号機に導かれて帰らぬ旅へ。この配給輸送は日中時間帯に行われた。またEF64形1031号機が久しぶりにE217系の配給輸送を担当だ。

今回の配給輸送については夜間帯ではなく日中時間帯に運転されました。基本編成または付属編成2本の廃車の場合は長野総合車両センターへの配給輸送、付属編成単独のみの廃車の場合は東京総合車両センターへの自走回送(ドアステッカー類の撤去)で行われているようです。今回配給輸送された都クラY-21編成はE217系で最後まで制御装置がGTO素子VVVFインバータ制御となっていた編成であり、2012年7月に制御装置更新工事が行われました。

なおE235系1000番台では基本編成の最新編成である都クラF-33編成(クハE235-1033以下11両)が総合車両製作所新津事業所で落成しました。基本編成の落成は残り18編成分(うち総合車両製作所横浜事業所で製造のグリーン車は17編成分)となります。