2024年2月2日

【まさかの同時】東日本旅客鉄道E217系都クラY-106編成・都クラY-134編成とE235系1000番台都クラJ-29編成が配給輸送される

2024年2月1日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-106編成(クハE217-2006以下4両)と都クラY-134編成(クハE217-2034以下4両)が新潟車両センター所属のEF64形1030号機に牽引され所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系都クラY-106編成都クラY-134編成がEF64形1030号機に導かれて帰らぬ旅へ。この日は総合車両製作所新津事業所から鎌倉車両センターまでEF81形140号機に導かれたE235系1000番台都クラJ-29編成(クハE235-1129以下4両)の配置に伴う配給輸送が同時に行われた。
▲E217系都クラY-106編成都クラY-134編成の配給輸送を担当したEF64形1030号機。
▲E235系1000番台は付属編成の最新である都クラJ-29編成が鎌倉車両センターへ配属に。

今回の配給輸送については夜間帯ではなく日中時間帯に運転されました。基本編成または付属編成2本の廃車の場合は長野総合車両センターへの配給輸送、付属編成単独のみの廃車の場合は東京総合車両センターへの自走回送(ドアステッカー類の撤去)で行われているようです。この日はE217系の廃車に伴う配給輸送だけでなくE235系1000番台都クラJ-29編成の配属に伴う配給輸送列車も運転され、こちらはEF81形140号機が牽引しました。E217系とE235系1000番台の配給輸送列車が重なるのは珍しいことです。

ちなみにE235系1000番台の最初に落成した7編成(都クラF-01編成都クラF-07編成都クラJ-01編成都クラJ-07編成)の11号車クハE235形1000番台と増1号車クハE234形1100番台の電気連結器撤去はすでに都クラF-01編成都クラJ-01編成都クラF-02編成都クラJ-02編成都クラF-04編成都クラJ-04編成で撤去が完了しており、残るは都クラF-03編成都クラJ-03編成都クラF-05編成都クラJ-05編成都クラF-06編成都クラJ-06編成都クラF-07編成都クラJ-07編成となっています。