2024年2月5日

【沿線の方は要チェック!】小田急電鉄の各駅での特急券・定期券発売の取扱変更などに注意!

2024年2月1日、小田急電鉄が乗客の利用状況を踏まえて各駅の窓口などでの営業体制を変更すると発表しました。3月16日のダイヤ修正以降は特急券の窓口発売や定期券の窓口発売駅が変更されるので、私を含めてですが沿線にお住まいの方は必ず確認をお願いします。
▲小田急電鉄の特急ロマンスカー(写真は“EXEα”30000形)。乗車の際に必要になる特急券は現行では全駅の窓口や券売機(シートマップ未導入)で購入できるが、ダイヤ修正の前日(3月15日)の20時で定期券発売窓口のある駅以外での窓口発売が終了となるので注意。

特急券・定期券ともに駅窓口での発売方法が変更されます。特急券はネットで予約購入する場合を除き、現行では全駅の窓口や改札口外の自動券売機(一部駅はホーム上の特急券売機)で購入できますが、3月15日の20時をもって定期券発売窓口のある新宿(OH01)・成城学園前(OH14)・新百合ヶ丘(OH23)・町田(OH27)・相模大野(OH28)・本厚木(OH34)・秦野(OH39)・小田原(OH47)・大和(OE05)・藤沢(OE16)以外の各駅での特急券の窓口発売が終了となり、ダイヤ修正後(3月16日以降)の定期券発売窓口のない各駅では2月17日(一部の駅は16日)から自分で好きな座席を指定できるシートマップ機能を導入した自動券売機(ホーム上の券売機はシートマップ機能なし)での購入となります。定期券発売窓口のある駅では窓口およびシートマップを導入した自動券売機、それ以外の駅ではシートマップを導入した自動券売機のみでの購入対応となります。

定期券は新宿・成城学園前・新百合ヶ丘・町田・相模大野・本厚木・秦野・小田原・大和・藤沢で購入でき、これらの各駅以外の自宅最寄駅から定期券を購入する場合は、自宅最寄駅から定期券発売窓口のある至近の駅までの乗車券をきっぷで購入し、駅係員に申し出て証明をもらったあとに移動し、定期券発売窓口のある駅で定期券を購入し、そこから自宅最寄駅までの乗車証(定期券購入済乗車票)を請求し、自宅最寄駅まで移動する流れとなっています。このうち、小田原線秦野と江ノ島線大和では4月15日の20時をもって定期券発売窓口の営業が終了となり、このタイミングで両駅での特急券の窓口発売も終了になる可能性があります。秦野・大和で定期券を購入できるチャンスは2024年度が本当に最後となりますので、4月16日以降に秦野・大和とその近辺の駅から定期券を購入する場合は秦野の場合は本厚木または小田原、大和の場合は相模大野または藤沢まできっぷ購入→駅係員に申し出て証明をもらう→移動して定期券を購入→利用日程によって定期券購入済乗車票を請求する→自宅の最寄駅まで戻る、という方法に変更となります。

また特急券・定期券発売窓口のある各駅についても、4月16日以降は窓口の営業時間が短縮変更され(営業時間の開始が7時30分から10時に変更)、新宿・町田・小田原の各駅の窓口での特急券の発売は7時30分からのままで変更なしですが、定期券の発売は10時からに変更となるので注意してください。

また梅ヶ丘(OH09)・玉川学園前(OH26)・開成(OH42)の各駅では3月1日以降、駅員配置の時間が変更され、変更前は初電車から終電車までとなっているところ、6時30分からに変更となり、初電車から6時30分までは駅・改札口備え付けのインターホンでの対応となります。これらの駅から車椅子利用されている方などが駅係員の配置時間外での初電車から6時台前半までの列車を利用する場合などに駅係員の補助が必要な場合、両駅を管理している駅、つまり梅ヶ丘では下北沢(OH07)、玉川学園前では町田、開成では小田原の各駅およびお客様センターに事前に利用日時を伝えると、あらかじめ係員が手配されますが、事前の連絡ができなかった場合は、インターホンを押してから係員到着まで時間を要するためその場で待機していただくことがあるので注意してください。