2024年2月11日の6514レ(土曜休日B22運用・厚0636→宿0800)より、小田急電鉄2000形2052Fの車内照明の一部が東芝ライテック株式会社のLED照明からアンデス電気株式会社の防犯カメラ付きのLED照明に交換され、運用復帰しました。これまでに車内防犯カメラは8000形以外の形式で設置が進められており、2000形では2編成目と思われます。
▲2000形で初めて車内防犯カメラを設置した2052Fに続き、トップナンバーの2051Fにも設置された。この形式は9編成(72両)の在籍であるため、この形式が意外と早く設置完了できそうな気が…?
▲アンデス電気株式会社の車内防犯カメラ付きのLED照明。車内のLCD式旅客案内表示器の真横の非常用ドアコック付近に防犯カメラを設置している4000形・5000形以外の通勤形の防犯カメラ設置車両はこのタイプだが、3000形リニューアル車の一部は“IoTube”である。
これまでに車内防犯カメラを設置した形式は新製当初からの5000形を除く通勤形電車では1000形・3000形・4000形で進められており、2000形では設置が進んでいませんでした。おそらくこの2000形では2編成目の設置ではないでしょうか。なおこの形式のLED照明は全編成がもともと東芝ライテック製のため、一部アンデス電気株式会社のカメラ付きLED照明への交換が実施されたようです。交換が残る防犯カメラ未設置は8000形のみとなっていますが、老朽化の進行で廃車が進んでいるほか、西武鉄道への譲渡の際に設置される可能性があるため、8000形の譲渡対象外の編成以外への設置の進捗が期待されています。