2024年2月14日

【来年度の扱い?】小田急電鉄3000形3269F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)、リニューアル更新工事施工か

2024年2月9日の平日A33運用(7100レ5322レ)で小田急電鉄大野総合車両所に入庫していた、3000形3269F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)が2024年2月10日頃から入場し、編成を分割されました。検査期限が近いことから、同形式で通算7編成目のリニューアル更新工事が行われるものと予想されます。
▲3000形5次車で初のリニューアル車となるか。平日A33運用で大野総合車両所に入庫した3269F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)の一部車両が工場内に取り込まれた。来年度施工の扱いにはなるがリニューアル更新工事施工の可能性がありそうだ。
▲3000形6両固定編成は3次車・4次車がすべてリニューアル車となり、ついに旧川崎重工業製造の5次車以降に施工されようとしている。今回入場した3269Fはロイヤルブルー帯のままであるため、リニューアル更新工事施工の際には帯の変更が予想される。

これまでに3000形6両固定編成は3次車・4次車の計6編成36両のリニューアルが実施されてきました。5次車以降となるとこの編成が初めてのことになりそうです。施工年度としては2024年度になるものと思われますが、同年度は5次車以降の6両固定編成(3編成分)の可能性があります。インペリアルブルー帯になっていない編成(3270F3271F)が当然怪しいですが、インペリアルブルー帯の編成にも注意が必要です。リニューアル更新工事を受けていない3000形6両固定編成は8編成(3270F3277F)となっており、すべて70番代の編成です。種別行先表示器が製造当初からフルカラーLED式なのは7次車の2編成(3276F3277F)だけです。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2024年2月14日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F3266F3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F3264F3267F
《2024年度》1編成(  6両)
3269F
《現在未施工》8編成(48両)
3270F3271F3272F3273F3274F3275F3276F3277F