2024年2月27日

【初の連結姿】東日本旅客鉄道E131系500番台都コツG-06編成と都コツG-09編成が併結での試運転を実施

2024年2月26日、東日本旅客鉄道相模線のE131系500番台都コツG-06編成(クモハE131-506以下4両)と都コツG-09編成(クモハE131-509以下4両)が連結され、東海道線茅ケ崎(JT-10)~国府津(JT-14)間の東海道貨物線区間で試運転を行いました。同系列500番台同士での連結は初めてのことと思われます。
▲E131系500番台で初めて編成同士の連結での試運転が実施された。この500番台は通常は連結をしないため、同系列1000番台(都ナハ)とともに電気連結器はないが、0番台をベースに製造されたため貫通構造にはなっている。下り国府津寄りに都コツG-06編成、上り茅ケ崎寄りに都コツG-09編成が使用され、クモハE131-506とクハE130-509が連結された。

E131系500番台は編成同士での連結をしないため、2段式電気連結器はありませんが、0番台をベースに製造されたために貫通扉があるほか、乗務員室は仕切れる構造となっています。今回の試運転では下り方に都コツG-06編成、上り方に都コツG-09編成をそれぞれ使用したため、クモハE131-506とクハE130-509が連結されたことになります。車両故障時など救援を想定した連結試験のためと思われますが、相模線では単線で香川、門沢橋、厚木、入谷、下溝、上溝以外の各駅で列車交換が可能となっています。E131系500番台が8両で走行するのは初めてのことと思われます。