2024年2月26日

【まさかの運用変遷】小田急電鉄3000形3091F(10両固定編成)、EWF開催期間中は江ノ島線を運転せず

2024年2月23日から25日まで神奈川県藤沢市で約5年ぶりに行われた自転車競技BMXの国際大会を中心とした複合イベントである“ENOSHIMA WAVE FEST”の期間中、この開催応援号の車体広告車として運用されていた小田急電鉄3000形3091F(10両固定編成)ですが、イベント開催期間中は江ノ島線での運転が一切なかったことが判明しました。
▲『ENOSHIMA WAVE FEST.開催応援号』として車体広告が掲出されていた3000形3091F。同編成の運用時刻は公表されなかったが、10両編成のE運用(E11運用~E38運用・E61運用~E72運用)に充当されていた

同編成の運用を調べると、23日は土曜休日E32運用(1001レ7807レ)→土曜休日E16運用(7906レ6714レ)、24日は土曜休日E17運用(6200レ6203レ)でそれぞれ運用され、25日は喜多見検車区に留置されたまま運用されませんでした。ちなみに23日は悪天候のために“ENOSHIMA WAVE FEST”の開催時間が変更され、24日は貴重な晴天のなかで開催されたものの、25日は悪天候のため公開練習が中止となったために、24日の喜多見検車区への入庫をもって車体広告車としての運転が終了し、25日には車体広告の撤去作業が行われたものと思われます。この3日間の運用の流れから、3000形3091Fは再出庫直前は優等種別列車で運用されたものの、再出庫以降は主に各駅停車中心の運用となりました。小田原線と多摩線は走行していますが、江ノ島線は一切走行していなかったことが分かります。26日は平日E31運用(1511レ~)で元の姿に戻って運用に入りましたが、この日は東林間(OE01)・鶴間(OE04)での2回の人身事故の影響から、運用が飛び飛びとなっています。