2024年2月6日、東日本旅客鉄道鶴見線の205系1100番台都ナハT14編成(クハ205-1104以下3両)のうち2両とE131系1000・1080番台都ナハT8編成(クモハE131-1008以下3両)のうち1両が連結された状態で鎌倉車両センター中原支所に留置されているようです。
▲鶴見線の205系1100番台で線路モニタリング装置を搭載している205系1100番台都ナハT14編成。すでにドアステッカー類はなくなっており、定期運用から離脱済みだ。この編成の後継はE131系1000・1080番台都ナハT8編成となっている。
▲E131系1000番台(写真)はラストナンバーの都ナハT8編成が線路モニタリング搭載編成となり、クモハE131形1000番台(ハイフン以下1008)以外の車番はハイフン以下1081となっているが、ドアステッカーは貼付されておらず、営業運転には入っていない。この線路モニタリング装置搭載の両編成がくっついたことでまるで引き継ぎ式が行われているかのようだ。
鎌倉車両センター中原支所に留置中の両系列のうち、205系1100番台都ナハT14編成は鶴見(JI-01)寄りのクモハ204-1104を除いた2両のクハ205-1104+モハ205-173を、E131系1000番台都ナハT8編成はクハE130-1081だけを用いて、クハ205-1104の前にクハE130-1081を組むように連結されています。これら両編成は先頭車のクハに線路モニタリング装置を搭載するため、205系1100番台都ナハT14編成のクハ205-1104からE131系1000・1080番台都ナハT8編成のクハE130-1081に引き継ぐための作業をしているためと思われます。
線路モニタリング搭載の205系とE131系が連結されたことで、あたかも引き継ぎ式をやっているかのような光景が展開されたことになります。実質鶴見線で運用中の205系1100番台は都ナハT17編成だけですから、E131系1000番台への統一が事実上早まる可能性があります(正式には3月16日のダイヤ改正で同系列に完全統一される)。