2023年4月20日

【4次車初のリニューアル車】小田急電鉄3000形3268F(旧東急車輛製造4次車・6両固定編成)、営業運転に復帰

2023年4月20日、小田急電鉄3000形リニューアル車の通算3編成目の3268F(旧東急車輛製造4次車・6両固定編成)が5107レ(平日A12運用)より営業運転に復帰しました。これで2022年度に施工された3000形リニューアル車は3編成とも運用復帰したことになります。
▲3000形3268Fが同形式4次車初のリニューアル車として運用復帰を果たす。同じ4次車の3267F(6両固定編成)がリニューアル更新工事の施工に入っていることから、2023年度も3000形のリニューアル更新工事が施工される見通しだ。
▲3000形リニューアル車となった3265F。リニューアル車では完全な6両固定編成となったことから、女性専用車ステッカーは撤去された。旅客用扉の交換は最初のリニューアル車である3265Fだけ確認されている。

今回の3268Fでは3266F(日本車両製造3次車・6両固定編成)と同様に工事期間短縮のためか旅客用扉は未交換となっています。リニューアル内容は3265F3266Fと同一とみられます。現在施工中の3267Fでも同様の工事内容になるものとみられますが、3267Fではリニューアル更新工事前からインペリアルブルーを巻いているため、帯の変更も省略される見通しです。3000形のリニューアル車ではクハ3250側の電気連結器が撤去され、1000形4両固定編成のリニューアル車(箱根登山鉄道専任編成を除くと1057F1067F1069F)との併結ができなくなりましたので、A運用に固定となります。

【3000形リニューアル車在籍状況】※2023年4月20日現在
《3次車》3265F3266F
《4次車》3268F