2023年3月31日、小田急電鉄大野総合車両所でリニューアル更新工事と重要部検査を受けて出場した3000形3268F(旧東急車輛製造4次車・6両固定編成)が性能確認試運転を実施しました。この編成についても近く運用復帰となる可能性があります。
▲3000形3268Fがこの形式3編成目のリニューアル車となり、きれいな姿となった。これで2022年度の3000形リニューアル車が揃い、2023年度での営業運転復帰が予想されている。3265Fと3266Fは日本車両製造3次車だが、3268Fは旧東急車輛製造4次車であり、3266Fと同様に旅客用扉の交換が省略されている。
2022年度の3000形のリニューアル更新工事は今年度分3編成すべて出揃いました。3268Fは近く営業運転に復帰するものと思われます。大野総合車両所には旧東急車輛製造4次車の3267F(6両固定編成)が入場しており、入場前からインペリアルブルーの帯を巻いた同形式で初のリニューアル更新工事を施工されるものと思われます(同編成では2023年度分の施工になる模様)。リニューアル更新工事を最初に施工された3265F以外では旅客用扉の交換が省略されており、3267Fでも同様になるものとみられますが、同編成ではリニューアル更新工事前からインペリアルブルーの帯を巻いているため、帯の変更も省略される見通しです。3000形のリニューアル車ではクハ3250側の電気連結器が撤去され、1000形4両固定編成のリニューアル車(箱根登山鉄道専任編成を除くと1057F・1067F・1069F)との併結ができなくなりましたので、A運用に固定となっています。
【3000形リニューアル車在籍状況】※2023年4月1日現在
《3次車》3265F・3266F
《4次車》3268F