2023年4月19日

【新製は一区切り?】相模鉄道20000系21109F(8両固定編成)がかしわ台車両センターに甲種輸送される

2023年4月17日から20日にかけて、日立製作所笠戸事業所で製造された東急電鉄直通向けの相模鉄道20000系8両固定編成(21000系)の最新編成となる21109Fが厚木操車場まで甲種輸送されています。そのあとかしわ台車両センターに納車される予定です。
▲20000系8両固定編成(21000系)の21109Fが出場し納車された。同編成が20000系列でいったん最後の製造と思われる。編成識別番号と両数表記はまだ追加されていないが、クハ21809にはそうにゃんのぬいぐるみが乗せられていた。
▲20000系は最新編成の登場で東横線直通向けの10両固定編成が7本(70両)、目黒線直通向けの8両固定編成が9本(72両)の16編成142両となった。20000系は全16編成が出揃うことになりそうだ。

編成は機関車次位からクハ21109+モハ21209+サハ21309+モハ21409+モハ21509+サハ21609+モハ21709+クハ21809と組成されていて、2023年度分の投入と思われます。8両固定編成は通算で9編成目(同系列全体は全16編成142両)の在籍となり、この系列の製造投入は一区切りとなりそうです。編成識別番号と両数ステッカーはかしわ台車両センターに納車された後に貼付されるものと思われます。20000系列の製造が完了したあとには、他系列(9000系と12000系を除く)への3代目塗装への変更の動きとなるのでしょうか。

なお相模鉄道ではいずみ野線ゆめが丘(SO-36)のリニューアルを発表し、改札口の増設などを発表しました。関東の駅百選に選ばれている同駅ですが、2024年夏に大規模集客施設が開業することとなっており、その最寄駅として機能することは間違いありません。

【相模鉄道20000系の編成識別番号】※貼付されていない編成を含む
20101F…001 20102F…002 20103F…003 20104F…004 20105F…005 20106F…006 20107F…007 21101F…101 21102F…102 21103F…103 21104F…104 21105F…105 21106F…106 21107F…107 21108F…108 21109F…109