2023年4月14日

【今後こうなるか】相模鉄道10000系10704F(8両固定編成・YOKOHAMA NAVYBLUE)、制御装置が更新される

2023年4月12日、相模鉄道10000系10704F(8両固定編成)がかしわ台車両センターの構内で3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装となりましたが、当該編成の制御装置が更新されたことが確認され、通算4編成目の制御装置更新車となります。
▲10000系10704F(8両固定編成)が“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装と制御装置更新車に。同系列では10両固定編成の10701F以来の施工だが、制御装置更新を含めた工事をかしわ台車両センターで完結させるのはこの編成が初めてとなりそうだ。
▲10000系唯一の3代目塗装となっている10701F。この濃紺塗装に8両固定編成の10704Fが加わることとなった。この塗装変更は10702F(10両固定編成)・10703F(8両固定編成)に影響するのだろうか。

10000系の塗装変更と制御装置が再開される形となり、気持ち的には複雑な思いもありそうです。8両固定編成で初めての3代目塗装および制御装置更新車ということで、運用復帰への準備が進みそうです。ドアステッカーや車番ステッカーなども10701Fと同様に更新されているものと思われます。これまでは東日本旅客鉄道長野総合車両センターまで甲種輸送して制御装置更新工事を行ったうえで、かしわ台車両センターで塗装変更作業(10701Fのみ)を受けていましたが、10704Fでは両方をかしわ台車両センターで施工したことで、今後の制御装置更新工事と塗装変更を同時に行う可能性があります。この手法をとることで、東日本旅客鉄道相模線の終電を待ったうえで長野総合車両センターへ輸送する手間を省くことができそうです。

【10000系在籍状況】2023年4月14日現在
全体…10両3編成 8両5編成
制御装置未更新
《  8両》10705F10706F10707F
《10両》10708F
制御装置更新済
《  8両》10703F10704F
《10両》10701F10702F