2023年4月25日

【現行は朝晩のみ運用】東日本旅客鉄道勝田車両センターでE501系の撮影会を開催へ

2023年4月21日、東日本旅客鉄道が5月13日に勝田車両センター(水カツ)でE501系の撮影会を行うことを発表しました。同系列は常磐線水戸~いわき間でE531系の付属編成(0番台・3000番台)によるワンマン運転が導入されたことに伴い運用が縮小され、朝晩のみの運用となっています。
▲E501系は基本10両4編成・付属5両4編成の8編成60両が在籍するが、ワンマン運転導入の影響で営業列車が朝晩のみに限定されており、そのほとんどが基本編成の運用で、付属編成の運用は水戸~いわき間を朝に1往復するだけ(521M列車530M列車のみ)である。

E501系は2023年3月ダイヤ改正前までは常磐線土浦~水戸~いわき間の普通列車を中心に、日中時間帯でも運用されていました。ダイヤ改正以降はE531系を用いたワンマン運転が開始され、ワンマン運転に対応しないE501系は運用が縮小され、朝晩のみの運用となっています(日中時間帯はすべてE531系のワンマン運転となるため運用がない)。また付属編成に至っては朝の1往復の定期列車のみで、それ以外はほぼ運用がなく、勝田車両センターに留置されています。一方の基本編成は朝に運用されたあと1本が一旦勝田車両センターに入庫する以外はいわきの構内留置線に留置され、3編成がいわきに集結する形となります。このため撮影会には勝田車両センターで留置される付属編成を用いるものと思われます。撮影会に使用される編成のうち、1本は上野(JJ-01)発着時代に使用されていた字幕(黒地の幕)に戻して展示するほか、1本は現行の幕のまま、1本は3色LED式に変更済み(基本編成は水カツK704編成以外の編成、付属編成は水カツK752編成が該当)の編成を展示します。日中時間帯の運用がほぼなくなったE501系の雄姿を撮影してみてはいかがだろうか。