2023年4月6日、小田急電鉄8000形8051F(4両固定編成)が8252F(6両固定編成)と組んで昨年12月31日以来の営業運転に復帰しました。この8051Fは昨年大晦日から海老名検車区での単独留置が長かったため、2023年に入って初めての営業運転となります。
▲8000形4両固定編成の8051Fが2023年初の営業運転に。昨年12月31日に3000形3251Fと組んで運用されたあと解放され、海老名検車区での単独留置が続いていた。通勤形車両を並べた撮影会では展示車両となっていたが、4月に大野総合車両所に自走回送されるまで運用される気配は一切なかった。
▲2023年初の営業運転となった8000形4両固定編成の8051Fの相方はなんと6両固定編成の8252F(写真手前側の6両)となった。この編成の通常時の相方となっている4両固定編成の8052Fと交代する形で8051Fは念願の2023年初の営業運転入りとなった。
8000形8051Fは2023年初の営業運転となり、約4ヶ月ぶりの運用復帰となりました。これまでに8000形は廃車除籍処分が進められている関係で、一部同一番号の組成が不可となり、それぞれの相方が廃車除籍処分とされた同士(例…8059F+8254F、8064F+8256F)での組成が誕生していました(ただし車輪検査や重要部検査などが絡む入場の編成が出た場合にはその限りではない)。今回運用復帰する形となった8051Fは昨年(大晦日まで)は3000形3251Fと組んでいたこともあり、長期間の海老名検車区での留置で8051Fの動向が注目されていました。大野総合車両所への自走回送の際には注意が必要でしたが、結果的には廃車を免れての運用入りとなりました。トップナンバーも記録したほうがいいですね。
なお8051Fの2023年初の営業列車は1003レ(平日E27運用・小1720←大1625)となりました。夜間の多摩線運用のあとは喜多見検車区入庫となります。
【8000形の在籍状況】※2023年4月6日現在 全体…24編成120両/32編成160両
《4両固定編成》
運用中…12編成(48両) ※8060Fは撮影会終了後に廃車除籍処分となる見込み
8051F・8052F・8053F・8057F・8058F・8059F・8060F・8061F・8063F・8064F・8065F・8066F
廃車済… 4編成(16両)
8054F・8055F・8056F・8062F
《6両固定編成》
運用中…12編成(72両)
8252F・8253F・8254F・8256F・8258F・8259F・8260F・8261F・8262F・8263F・8265F・8266F
廃車済… 4編成(24両)
8251F・8255F・8259F・8264F