2023年4月5日、小田急電鉄4000形4058F(旧東急車輛製造2次車)が編成を2分割され、大野総合車両所の68番・69番構内留置線にそれぞれ留置されています。東日本旅客鉄道常磐緩行線に対応するワンマン運転対応工事施工と思われます。
▲4000形4058Fが編成を分割され留置された。昨年度分の4057Fへの施工で2007年度分に登場した全編成に施工が完了し、未施工の2009年度以降の増備車のみが残る。2023年度分ではこの4058Fへの施工が初めてで、車内防犯カメラの設置などが行われるようだ。
4000形のワンマン運転対応化工事は4058Fで通算9編成目(今年度分1編成目)となります。2021年度は4051F・4052F・4053F・4064Fの4編成、2022年度はこれまで4054F・4055F・4056F・4057Fの4編成にそれぞれ施工されました。2023年度分は4058Fが最初の施工となるようで、状況により同年度分も4編成に施工される可能性があります。この工事施工で車内防犯カメラなどが設置されますね。3000形リニューアル車ではLED照明に取付の防犯カメラが設置されていますが、4000形では引き続き車内LCD式旅客案内表示器の真横に設置の防犯カメラと思われます。
【4000形のワンマン運転対応状況】※2023年4月5日現在
《施工済》8編成(80両)
2021年度…4051F・4052F・4053F・4064F
2022年度…4054F・4055F・4056F・4057F
2023年度…
《施工中》1編成(10両)
2023年度…4058F
《未施工》7編成(70両)
4059F・4060F・4061F・4062F・4063F・4065F・4066F