2023年4月24日、箱根登山鉄道専任編成の小田急電鉄1000形1066F(4両固定編成)が海老名検車区~新松田(OH41)間で特別団体専用列車に使用されました。秦野(OH39)・新松田両駅の停車中やホームで撮影が行われていたことから、それに伴うものと思われます。
▲箱根登山鉄道専任編成となっている1000形1066Fが111運用出庫前の合間にドラマ撮影のための特別団体専用列車に使用された。
1000形1066Fは同形式最後のレーティッシュカラーであった1058Fが廃車除籍処分となって以降、箱根登山鉄道専任で運用されています。1000形リニューアル車が特別団体専用列車として走行するのは久しぶりのこととなりますが、同形式の種別表示器には『貸切』表示がないため『団体専用』の表示になったものとみられます。なおこの1066Fは平日114運用→特別団体専用列車→平日111運用という運用変遷となっており、111運用と114運用を兼ねていたようですね。
【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2023年4月25日現在 合計98両 下線部は箱根登山鉄道専任(編成禁止ラベルあり)
* 4両固定編成…7編成(28両)
内訳…1057F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
内訳…1057F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元8両固定編成の付随車も活用)。