2021年11月2日

【編成短縮で復帰?】北総鉄道7300形7818編成のうち6両が京成電鉄3700形3748編成として返却される

2020年10月30日終電後、同年6月12日の京成電鉄本線青砥(KS-09)での脱線事故当該編成である北総鉄道7300形7818編成のうち脱線したデハ7812とデハ7814を抜いた6両が帯の無い状態で印旛車両基地から宗吾参道車両基地へと自走回送されました。
▲北総鉄道7300形7818編成は京成電鉄3700形3748編成をリースした車両であるが、脱線事故当該となったことで北総鉄道から除籍、京成電鉄3700形として返却され復帰するものと思われる。ただし電動車2両が抜かれた6両固定編成となっており、3748編成として復帰かそれとも3748編成からの改番があるのだろうか。

車番はこの時点では7818編成時代のままでしたが、編成組み替えが実施されており、デハ7815はシングルアームパンタグラフを増設したうえで(パンタグラフ混在車両)、デハ7811とサハ7813の間に組み込まれており(電動車2ユニットに付随車2両が挟まれた状態)、付随車を2両連続とした6両固定編成(これは3700形3828編成・3838編成と同じ形態)を組成しています。その6両とデハ7814は北総鉄道リース時に巻いていた青色系統の帯がすべて撤去されていました。6両は京成電鉄に復帰する可能性がありますが、6両固定編成となっているため、3748編成のまま復帰となるのか、それとも改番があるのかどうか注目されます。その際の余剰車は廃車となってしまうのでしょうか。