2021年11月11日から14日にかけて、日立製作所笠戸事業所にて製造された東京地下鉄半蔵門線の18000系18104Fの甲種輸送が東急電鉄長津田検車区まで実施されています。所属先の鷺沼検車区へは田園都市線の終電後に納入されるものとみられます。
▲着実に数を増やしていく18000系。日立製作所笠戸事業所より18104Fが出場したことで今年度分はすべて出揃った。最初の4編成は3色LED式(フルカラーLED式から戻された編成を含む)の8000系を先に置き換えていくことになる。
▲動向に注意が必要な8000系は8108F・8117Fの2編成である。いずれも3色LED式だが、写真の8117FはフルカラーLED式から3色LED式に戻されて注目されている。
18000系は今年度分は4編成の投入を発表していることから、18000系自体の導入がすべて2021年度分と仮定すると、今年度分は予定通り4編成が揃ったことになります。これまでに廃車となっている8000系は8103F・8107F・8111Fの3編成でいずれも3色LED式であることから(8103Fは廃車直前に3色LED式に戻された)、置き換え対象の8000系で種別行先案内表示器が3色LED式のままなのは8108Fと8117Fのみということから両編成の動向が注目されています。
【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2021年11月13日現在
《現役》10両16編成(160両)
…8101F・8102F・8104F~8106F・8108F~8110F・8112F~8119F
《廃車》10両 3編成( 30両)
…8103F・8107F・8111F
《橙・赤・緑LED》8108F・8117F
《フルカラーLED》8108F・8117F以外の全編成