2021年11月5日

【2000系2063Fの穴埋め】西武鉄道2000系2095F(8両固定編成)、池袋線での運用を開始

2021年11月3日より、西武鉄道新宿線南入曽車両基地に所属していた2000系2095F(8両固定編成)が池袋線での運用を開始しました。この編成は池袋線で運用されていた2063Fが2411Fとともに横瀬車両基地に廃車回送されたため、2063Fの穴埋めで転属したものと思われます。
▲新製配置当初は新宿線、そのあと廃車までの約30年間にわたって池袋線で運用された2000系8両固定編成の2063Fの穴埋めとして2095Fが新宿線から池袋線に活躍の場を移した。
▲廃車除籍処分となった2000系2063F。池袋線で運用される2000系8両固定編成では唯一の種別行先案内表示器が幕式でパンタグラフが2基のままであるほか、旅客用扉の窓部分が角ばった希少車種であった。

この編成は11月1日に南入曽車両基地から2411Fを伴って小手指車両基地に回送されたものと思われます。そのあと2411Fは2063Fのクハ2063の前に連結されましたが(西武秩父線内では勾配の関係で2063Fが先頭に立つように組成)、2095Fはドア広告類が撤去されている状況から2063Fの代替として武蔵丘車両基地に転属する形になったものとみられます。池袋線の2000系は8両固定編成・2両固定編成ともに武蔵丘車両基地に配属となっているので、2095Fもそちらの所属となりそうです。