2021年11月2日、東日本旅客鉄道185系0番台宮オオC6編成(クハ185-12以下5両)が所属先から郡山総合車両センターへ配給輸送されました。全車廃車解体処分と思われます。
▲EF81形139号機に導かれ旅立った185系0番台宮オオC6編成。郡山総合車両センターでの解体は3編成目である。10両編成以外は郡山総合車両センターでの解体が予想される。
185系0番台が郡山総合車両センターで解体処分となるのは宮オオC3編成・宮オオC4編成に続いて3編成目となります。同系列の廃車解体に伴う配給輸送はなんと8月以来となります。波動輸送(団体専用列車)で活躍する200番台宮オオB5編成・宮オオB6編成の2本以外は稼働する様子はなく、ひたすら旅立ちの時を待っているような状況ですね。185系の郡山総合車両センターでの解体は付属5両編成の全編成(宮オオC1編成~宮オオC6編成)と波動4両編成(宮オオB7編成・宮オオC7編成)のみとなりそうです。
【185系0番台・200番台在籍状況】 ※2021年11月2日現在
全体=79両
《0番台》 在籍数=49両
[10両]A1・A5・A7 [ 5両]C1・C2・C5 [ 4両]C7
《200番台》 在籍数=30両
[ 7両]OM04・OM08 [ 6両]B5・B6 [ 4両]B7
★廃車済みの車両★
全体=148両
※単体で廃車のサハ185-7(C7)・サロ185形200番台(OM03・B2~B7)は車両数に含む
《0番台》 車両数=66両
[10両]A2・A3・A4・A6・A8 [ 5両]C3・C4・C6
《200番台》 車両数=82両
[ 8両]B2 [ 7両]OM01・OM02・OM05・OM06・OM07・OM09・B1
[ 6両]OM03・B3・B4
※宮オオB2編成はサロ185-204を抜き、宮オオB7編成の電動車1ユニット2両(ハイフン以下231)を連結して8両編成を組成し臨時列車で運用ののち廃車。
※宮オオOM07編成は宮オオOM06編成からサロ185-211と電動車1ユニット2両(ハイフン以下221)を連結しA編成と同じ10両編成を組成、上野東京ライン関連の試運転に使用後廃車。