2021年11月18日

【相模線の歴史を刻む新顔】東日本旅客鉄道E131系500番台(横コツ)が営業運転を開始

2021年11月18日の1677F列車(平日77F運用・橋1740←茅1634)より、東日本旅客鉄道相模線向け新型車両E131系500番台(横コツ)が営業運転を開始しました。同系列は乗り入れ先の横浜線橋本(JH-28)~八王子(JH-32)間でも運用される予定です。
▲E131系500番台がついに相模線で始動。1991年に相模線が電化されておよそ30年間使用されている205系500番台をすべて置き換える予定だ。E131系に統一されるとワンマン運転導入も視野に入るか。
▲いよいよ本格的な置き換え開始となる205系500番台。新型車両E131系が電化開業時から使用されてきた205系を置き換えていくが、E131系の投入数が1編成分少ないため、動向が注目される。

この運用は午前中の時点で205系500番台横コツR13編成が充当されていたことから、再出庫の際に入れ替わる形で営業運転を開始した形になります。最初の運用には横コツG-01編成(クモハE131-501以下4両)が充当されました。E131系500番台は相模線で将来的に導入が予定されている車掌が乗務しないワンマン運転に対応する車両であり、2022年3月のダイヤ改正で相模線でのワンマン運転開始が予想されます。現段階で出場はしていませんが最後の2編成は線路モニタリング搭載車両になります。営業運転開始前には東海道貨物線での性能確認試運転(試9830M列車試9835M列車)や相模線内での試運転(試1091F列車試1190F列車)を実施していました。205系の廃車に伴う配給輸送列車の始発は国府津車両センターからになるものと思われますが、1編成ずつなのか、2編成まとめて(8両)になるのかが注目されますね。この区分番台には半自動ドアスイッチが設置されていることから転用の可能性はあり得そうですが、一体どうなるのやら。

【相模線車両在籍状況】2021年11月18日現在
《205系500番台》13編成
 R1・R2・R3・R4・R5・R6・R7・R8・R9・R10・R11・R12・R13
《E131系500番台》9編成
 G-01・G-02・G-03・G-04・G-05・G-06・G-07・G-08・G-09

ちなみに本日は平日77F運用ということで、相模線の下り最終列車に充当される予定です。橋本までの運転となるので、同駅到着後は橋本留置となり、平日73F運用・平日75F運用・平日79F運用のいずれかに繋がるものと予想されます。ただ基本的には何らかの事情がない限りは順当に流れると思いますので、19日は順当に平日79F運用ではないかと事前に推測しておいてください。