2021年11月3日

【残り3編成に】東急電鉄8500系8622Fが長津田車両工場に廃車回送される

2021年11月2日、東急電鉄8500系8622Fが所属先から近接の長津田車両工場へ列車番号92Kで自走回送されました。廃車除籍処分のためと思われすが、両先頭車のデハ8622・デハ8522は販売されることとなっているため、陸送は8両分になる予定です。
▲8500系8622Fが走り慣れた路線にお別れを告げ帰らぬ旅へ。このうちデハ8622とデハ8522は販売される予定となっており、この次の8630Fの動向が注目される。

8500系8622Fの廃車除籍で残るは8630F・8631F・8637Fの3編成(30両)となります。このうち渋谷(DT-01,Z-01)寄り先頭車のデハ8622と中央林間(DT-27)寄り先頭車のデハ8522は販売され、状況によっては先頭車両すべて販売譲渡となる可能性があります。そのため廃車解体に伴う陸送は8両分にとどまりそうです。この次に両先頭車が販売に出る8630Fと、残る8631F・8637Fの動向が注目されています。いよいよ8500系の完全消滅が近づいてきました。年内の全編成廃車は微妙なところですが、年度内に消滅することはほぼ確実ですね。この日は東京地下鉄鷺沼検車区所属の8000系8103Fも廃車除籍のため北館林荷扱所に自走回送されていますので、田園都市線関連の2編成が同日で廃車となる珍しい動きとなりました。