2021年11月26日

【朝の超激レア珍事件】小田急電鉄1000形1066F+1069Fが『通勤準急 新宿(OH01)』でまさかの代走

2021年11月25日、小田急電鉄1000形リニューアル車両の4両+4両の8両編成が通常では充当されない『通勤準急』に入り、『通勤準急 新宿(OH01)』行きとして代走しました。本来ならば東京地下鉄千代田線とその先の東日本旅客鉄道常磐緩行線に直通する列車です。
▲1000形リニューアル車のブツ8がまさかの通勤準急を代走。4000形以外での充当であるため新宿行きとなった。なお『通勤準急』は新宿発着列車での設定は一切ないが、表示自体はすべての通勤形車両で用意されているようだ。

この日は海老名検車区を出庫する海老名(OH32)始発の4320レ(平日C22運用)に綾瀬検車区の16000系16125Fが充当されるはずだったようですが(所定では4000形の定期固定運用)、23日あたりで海老名検車区に入庫後に何らかの事象が起こって車両故障を起こしたためか、まさかの1000形1066F+1069Fにより代走で充当される形となりました。これは前日までに車両故障が判明したことを踏まえて、その影響をなるべく最小限とするためか、24日までに組まれていた1000形1063F+1069Fを解放(なお1063Fは3000形3次車以降の6両固定編成と組まれることになる)、1066F+1069Fの組み合わせに変更したうえで、海老名検車区に臨時回送させたことでそれを補ったようです。このため日中時間帯に16000系16125Fが海老名検車区に留置されたままとなっていたようです。

ちなみにこれとは別になりますが、1000形1095Fの検査施工や8000形6両固定編成の検査施工などにより車両不足が生じていることから、海老名検車区入出庫のE62運用がB11運用相当の車両が充当されており、8両編成が代走する事態となっています。