2020年11月20日、小田急電鉄が毎年恒例となっている年末年始の運転計画を発表しました。同年12月30日から2021年1月3日までの5日間は土曜休日ダイヤでの運転となります。しかし今回は新型コロナウィルスが全世界で拡大したこともあり感染拡大防止の観点から、例年全線で行われていた終夜運転はありません。
▲2020年は新型コロナウィルスが猛威を振るったため、今回終夜運転はなくなり、2021年1月1日に運転される臨時特急『ニューイヤーエクスプレス』『メトロニューイヤーエクスプレス』は1本ずつだけだ。前者はロマンスカー“GSE”70000形、後者はロマンスカー“MSE”60000形が充当される。
▲全線での終夜運転はないが、江ノ島線直通の臨時各駅停車1本が運転される。この折り返しの上り列車も短区間で設定されているようだが、本来の定期列車の始発駅を変更、運転区間の延長という形で設定か。
今回の臨時特急『ニューイヤーエクスプレス』『メトロニューイヤーエクスプレス』は全線で終夜運転を行わないため1本ずつの設定となっており、前者はロマンスカー“GSE”70000形(70051F・70052F)の充当、後者はロマンスカー“MSE”60000形(※6両編成か10両編成かは不明)の充当になります。途中停車駅は東京地下鉄千代田線では線内の特急停車駅の大手町(C-11)、霞ヶ関(C-08)、表参道(C-04)、小田原線内は成城学園前(OH14)、新百合ヶ丘(OH23)、町田(OH27)、相模大野(OH28)、江ノ島線内は大和(OE05)、藤沢(OE13)の各駅となります。その列車に乗車するには乗車券のほかに特急券(※12月1日から発売)が必要となりますので事前購入をしてください。また江ノ島線の初電(5101レ、土曜休日A36運用)の前に臨時各駅停車(予想は8601レ)1本が町田始発片瀬江ノ島(OE16)行きとして設定され、さらにその折り返しとして5104レ(土曜休日A17運用)の後続として藤沢に向かう臨時各駅停車(予想は8602レ)が設定されていますが、藤沢始発列車として5106レ(土曜休日A34運用)が5時42分発であるため(臨時各駅停車の到着から発車までは約12分ある)、その臨時列車と3500レ(土曜休日E30運用)および5106レ(土曜休日A34運用)と接続させるのか、もしくは現行の5106レ(土曜休日A34運用)の始発駅を片瀬江ノ島に変更し運転区間を延長する形での設定になるのかですが、おそらく後者になるものと思われます。後者の場合、藤沢では片瀬江ノ島を後発の3500レ(土曜休日E30運用)を先に発車させてからとなりそうです。なお臨時各駅停車は上下とも6両編成での運転です。
【臨時特急ロマンスカー】
『ニューイヤーエクスプレス』 ※充当は“GSE”
江0604←藤0558←和0535←大0525←町0522←百0512←成0502←宿0450
※この列車は先行する各駅停車との接続はなし。
※多摩線からは7900レ(土曜休日B28運用)からの接続となる。
『メトロニューイヤーエクスプレス』 ※充当は“MSE”
江0532←藤0526←和0507←大0500←町0456←百0447←成0438←表0424←霞0416←手0411←北0355
※両数は現時点で不明だが、12月1日以降に空席照会で検索すると分かります。
※藤沢でスイッチバックし進行方向が変わるため、6号車または10号車の指定には注意。
※大和で先行の5101レ(土曜休日A36運用)と接続あり。このため5101レは大和で退避。
【臨時各駅停車】 ※すべて6両編成で運転
《下り》
江0519←藤0512←湘0455←長0452←和0445←大0433←町0430
※臨時特急『メトロニューイヤーエクスプレス』よりも片瀬江ノ島まで先着。
※藤沢でスイッチバックとなり進行方向が変わるため、特に6号車側の混雑にご注意。
《上り》
江0524→藤0530 (※藤から5106レ(土曜休日A34運用)のダイヤへ?)
※鵠沼海岸(OE15)・本鵠沼(OE14)からこれに乗ると藤沢で3500レに乗り継ぎが可能。
※この列車が藤沢止まりのみの場合、藤沢で5106レ、3500レに乗り継ぎが可能。
※この列車が5106レの始発変更列車となった場合、藤沢では3500レが先発となる。