2020年11月9日

【引退の7000系に代わり】相模鉄道10000系10701F(“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装)が営業運転に復帰

2020年11月8日の3052レ(海1703→横1730・土曜休日69運用)より、相模鉄道10000系で初めて制御装置が更新され、3代目塗装“YOKOHAMA NAVYBLUE”となり一部リニューアルが実施された10701Fが営業運転に復帰しました。
▲『ありがとう新7000系引退イベント in かしわ台車両センター』にて展示され引退した7000系7754Fのバトンを引き継ぐように、“YOKOHAMA NAVYBLUE”となった10000系10701Fが営業運転に復帰した。10000系でフルカラーLED車は少々違和感がありそう。
▲製造箇所が書かれていたリニューアル前の10000系10701Fの車番ステッカー。このときは東日本旅客鉄道E231系0番台などとほぼ同じタイプで旧東急車輛製造と旧新津車両製作所(現在はいずれも総合車両製作所、前者は横浜事業所で後者は新津事業所)で製造されたことが明記されている。リニューアルに伴ってこのタイプが消滅となってしまうのか。となると11000系もリニューアルの際に製造表記のあるステッカーでなくなることが予想できる。

この編成は10000系で初めての制御装置更新車および3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装であり、制御装置の音は東日本旅客鉄道E231系0番台・500番台の制御装置更新車や3000番台とほぼ同じとなっています。運用番号表示器と種別行先案内表示器は一体化されフルカラーLED化されているほか、前照灯がLEDに変更され、上部に移設されています。なお車内の内装はコストを抑えるためか8000系と同じくリニューアル内容は控えめで、吊革(→卵型)や座席モケットの交換、ステッカー類の貼り替えが行われた程度ですが、車両番号と号車表記のステッカーが交換され製造箇所の表記のないものに交換されていました。リニューアル後はもちろん9000系(9701Fを除く)や8000系8709F、12000系、20000系と同じタイプです。