2020年11月14日、午前中の早い時間での用事のあと東日本旅客鉄道へ。おもに東海道線と横須賀線を撮影しました。2021年3月に実施するダイヤ改正で東海道線の特急『踊り子』の全定期列車をE257系2000・2500番台(宮オオ)に統一(臨時列車では185系が登板の可能性もある)、自由席をなくし全席指定席とするほか、新たに『湘南ライナー』『おはようライナー新宿』『ホームライナー小田原』に代わる通勤向け特急『湘南』の新設を発表しています。このため定期営業運転を終了する185系と、2020年12月21日からE235系1000番台の営業運転への投入に伴い置き換えが開始されるE217系の記録をします。651系1000番台宮オオOM204編成。まずは茅ヶ崎(JT-10)にて。ホームに入ると通過放送が流れたので待っていると、いきなりの珍客を目撃。時刻表から調べてみると大船(JT-07)発で上野東京ライン経由で設定された9071M列車の送り込みのようでした。この送り込み回送がもっと早めに判明していればホーム下り方先端でカメラを構えていたのですが…。このときはE231系1000番台宮ヤマU58編成+E233系3000番台横コツE-10編成の1576E列車の後続で回送されました。前面部表示は『草津』ではなく『特急』オンリーでしたので、このままの表示で運転されたのでしょうか。
このあと185系0番台宮オオA1編成の3065M列車を狙いましたが、まさかの撮影失敗。ただこの列車にはダイヤ改正時点から着目しており、雨の日でも185系0番台A編成を何度か記録しており、非常に役立っています。このあとE231系1000番台宮ヤマU61編成+横コツK-35編成の4822Y列車で一旦戸塚(JT-06,JS-10)へ。E217系横クラY-25編成+横クラY-116編成。1072S列車(土曜休日73運用)。戸塚からこれに乗り込んで保土ヶ谷(JO-12)で途中下車。保土ヶ谷を選んだのはE217系や185系を多く記録できるためです。今後ファンが多く集まることが予想されますが、その前に記録を進めた方がいいでしょう。なお日中時間帯の運休が続く特急成田エクスプレス、この駅では同じ場所を走る湘南新宿ラインと上野東京ラインは撮影しておりませんのでご注意願います。E217系は今後初めての廃車が予想されますが、今後の予想展開として転用となれば一般座席の硬さ、座席配置(一部セミクロスシート車がある)、現11号車の和式トイレが最大のネックとなりそうです。グリーン車を含む付随車をすべて抜き取っても転用は不可能ではないように思えます。ただ仮に基本編成で付随車以外で6両を組むと、セミクロスシート車2両、ロングシート車4両と転用に疑問が出そうな予感…。付属編成は4両と短いので自動連結器を気にしなければ転用は不可能ではないと予想されます。ただ209系0番台が房総各線や南武線へと転用されるときは同系列0番台の半数が廃車になっていることもあり、油断できませんね。185系200番台宮オオOM04編成+0番台宮オオC4編成。8029M列車(8079M列車)。ここでは12両編成の『踊り子』を記録。偶然にも4番同士のペアです。前7両と後5両で行先が異なる『踊り子』もE257系に置き換えられそうです。2021年3月のダイヤ改正で定期営業運転を終了する185系の動向が注目されます。ダイヤ改正以降も臨時列車に登板となる可能性はありそうですが、185系がどのくらい数を減らすかも気になります。E217系横クラY-8編成+横クラY-121編成。869S列車(土曜休日69運用)。あまり細かく気にしていませんでしたが、E217系には先頭部分に貫通扉を設置している編成とダミーの貫通扉(非貫通)としている編成がいて面白いですね。E217系横クラY-48編成+横クラY-114編成。923S列車(土曜休日23運用)。185系200番台宮オオOM08編成。9022M列車。これは伊東(JT-26)発で7両編成単独運用、かつ唯一東日本旅客鉄道管内で完結する『踊り子』。これはE257系2000番台の単独運用に置き換わるのでしょうか。E217系横クラY-5編成。1055S列車(土曜休日55運用)。この系列が廃車となるとき長野総合車両センターに配給輸送されることが予想されます。グリーン車を含む付随車は解体処分が予想できそうですが、制御車と電動車をどうするのかが読めませんね。E261系宮オオRS1編成。3001M列車。設定当初から全席指定制(全車グリーン車、1号車はプレミアムグリーン車)のため2021年3月から開始される着席サービス対象外の『サフィール踊り子』。まさかの麺料理(ヌードル)を提供するカフェテリアの4号車が『サシE261形』になるとは予想だにしませんでしたね。今後E217系とE261系の並び(並走シーン)も見られなくなりそうです。E217系横クラY-49編成+横クラY-106編成。1013S列車(土曜休日13運用)。ここは編成全体は入りませんが、望遠でこういった写真が撮れるので、編成全体を入れることにこだわらなければ問題はありません。E217系横クラY-2編成+横クラY-127編成。1174S列車(土曜休日75運用)。するとここで2015年まで東海道線(当時は東京(JT-01)発着列車)でも使用されていた元横コツF-02編成の横クラY-2編成に出会いました。横クラY-1編成と異なり、東海道線時代のドアステッカーが残されているほか、11号車にも連結器があります。東海道線から撤退して5年以上が経っていますが、いまだにこの編成に出会うと東海道線時代の姿を思い出しますね。このときは横クラY-127編成を伴っての運用でした。なおこの横クラY-127編成の増1号車にも連結器があります。185系200番台宮オオOM09編成。9131M列車。今度は常磐線我孫子(JJ-08)発にて上野東京ライン経由で設定されている列車です。E257系2000番台・2500番台が試運転で常磐線をも走行しているため、E257系に変更されてもこの列車が設定される可能性はありそうです。E217系横クラY-50編成。937S列車(土曜休日37運用)。ここでE217系の線路モニタリング装置搭載編成に遭遇。10号車のサハE217-50に線路モニタリング装置が搭載されています。E257系2000番台宮オオNA-04編成(元0番台長モトM-104編成)。3024M列車。後追いですがE257系2000番台の『踊り子』もキャッチ。またしてもアルファベット表示だ…。E217系横クラY-32編成+横クラY-132編成。1083S列車(土曜休日83運用)。珍しく基本編成と付属編成の32番同士の併結でした。185系0番台宮オオA6編成+宮オオC1編成。3033M列車(4033M列車)。185系0番台同士の最長15両編成の列車をキャッチ。後追いで全体が入ったので載せてみました。やはり『踊り子』の15両編成は圧巻です。平日の『湘南ライナー』でも15両編成は見られますが、ラッシュ時間帯と帰宅時間帯限定なので注意が必要です。この『踊り子』で一旦離脱し、昼食を済ませます。
E261系宮オオRS2編成。8015M列車。2本目の『サフィール踊り子』は運転時期によって発着駅が変わるのですが、今回は新宿(JS-20)発でした。
次の1065S列車(土曜休日65運用)は残念ながら撮影失敗。E217系横クラY-39編成+横クラY-120編成の充当でした。ここで撮影を切り上げようと思ったその時…、
E257系0番台長モトM-105編成。なんと転用改造されずに残った武田菱のE257系0番台に遭遇。しかも長モトM-105編成ということで、何らかの団体専用列車に充当されていたものと思われます。撮影時はほぼ順光だったのですが、長モトM-105編成のときには前面部に光が当たってしまい、写真を加工しましたが、ベストでもこのような写真になってしまいました。
ここで保土ヶ谷を離れ、再び戸塚に戻ってきました。
E257系2000番台宮オオNA-04編成。3035M列車。先ほどの3024M列車の折り返しをキャッチしましたが、またしてもアルファベット表記…。なかなか日本語表記でキャッチできていないのが心残り。
E217系横クラY-21編成+横クラY-109編成。1229S列車(土曜休日29運用)。後ろの横クラY-21編成はE217系で最後に機器更新された編成です。
E231系1000番台宮ヤマU-586編成。1559E列車。これを収めて撤収しました。今後も状況次第ではありますが、保土ヶ谷での記録を進めていこうかと考えています。