2020年11月22日

【12000系と同数に】相模鉄道20000系20106Fが日立製作所笠戸事業所を出場、甲種輸送される

2020年11月20日、日立製作所笠戸事業所で製造された20000系20106F(10両固定編成)の甲種輸送がかしわ台車両センターまで行われています。なお途中の相模貨物ターミナルまでの牽引機はEF210形138号機です。
▲ついに在籍数が11000系(5編成)を超え12000系(6編成)と同数になった20000系。この20106Fも10両固定編成で登場している。今年度分はあと1編成が登場するため、12000系の在籍数を超えることは確実だ。

20000系はこの編成の登場で6編成目(合計60両)となりました。途中の相模貨物ターミナルからは5両ずつに分割され、数日間に分けてかしわ台車両センターに搬入されます。今年度はあと1編成が登場し12000系の在籍数を上回ることが確実になりますが、こちらも10両固定編成(20107F)になるのでしょうか。ちなみに16日と17日には10月中旬に出場した20105Fの試運転が実施され、20日の6056レ(平日59運用、和1622→横1658)から営業運転に投入されています。新7000系が11月上旬に正式に引退して以降も増備が続く20000系ですが、最終的に16編成(あと残り10編成、今年度は少なくとも1編成)が投入されるため、最終的には最盛期の8000系の在籍数を上回ることになりそうです。新横浜線での営業運転(代走時を除く)および東急電鉄新横浜線との相互直通運転はまだまだ先の話なので、制御装置更新工事で東日本旅客鉄道長野総合車両センターに入場中の10000系10702Fの穴埋めとしての役割も果たしているようですね。20000系投入完了までに主力車両の8000系がどうなっているのかも気になりますが…。