2020年11月2日

【ハロウィンに出場】東京都交通局6500形6501Fが近畿車輛を出場、甲種輸送される

2020年10月31日より、東京都交通局三田線の新型車両6500形6501F(8両編成)が近畿車輛を出場し甲種輸送が実施されています。この甲種輸送列車の終着地は越谷貨物ターミナルのようで、そこから志村車両検修場に陸送で搬入されるものと思われます。▲顔つきにインパクトのある三田線新型車両の6500形が近畿車輛を出場した。いよいよ置き換えられる6300形1次車・2次車(写真は2次車の6310F)の動向に注意だ。置き換え対象ではないと思われる6314F以降の3次車も1次車・2次車と同様に将来的な8両編成化を見越してかハイフン以下5と6の車両を欠番としている。

同形式のトップナンバーである6501Fは三田線内基準で西高島平(I-27)方からクハ6501-1+モハ6501-2+モハ6501-3+サハ6501-4+サハ6501-5+モハ6501-6+モハ6501-7+クハ6501-8と思われます。2号車のモハ6501-2と6号車のモハ6501-6にはシングルアーム式のパンタグラフが2基ずつ搭載されています。本来この形式の運用範囲は全区間にわたりホームドアのある路線なので、転落防止幌は設置されていませんが、相模鉄道との直通運転を想定しているため、転落防止幌の台座が設置されています。現行の運用路線範囲が全区間ホームドア設置の路線となっているため、三田線の青色の帯は側面窓の高さと同じ幅のものがほぼひと続きのような感じで乗務員扉付近まで配置されています。

この形式は志村車両検修場に13編成(104両)を導入、6300形1次車・2次車の13編成(78両)を置き換えていくものと思われます。営業運転開始は8両編成化が進められる2022年からとなりそうですが、それまでは乗り入れ路線などでの訓練が必要なため念入りに試運転をすることが予想されます。