2020年11月21日

【車両は増備済み】京成電鉄が2020年度鉄道設備投資計画を発表

2020年11月10日に京成電鉄が2020年度鉄道設備投資計画を発表しました。今年度の投資総額は約176億円です。▲押上線四ツ木(KS-48)~青砥(KS-09)間で続けられている連続立体交差事業にて高架駅となる予定の京成立石(KS-49)。2面2線の相対式ホームとなっているが、連続立体交差事業の進捗で京成立石は高架駅になり、押上線の踏切が除却される予定。写真は駅名に『京成』が省略されていた状態でのものである。

車両面では京成成田空港線(成田スカイアクセス線)の『アクセス特急』向けに3100形8両2編成(16両、内訳は3153F・3154F)が増備されました。3100形の投入により3000形の7次車(50番台・元アクセス特急向け車両)が京成カラーとなり本線向けに転用されています。さらに2代目AE形2編成(16両)の車内照明のLED化が実施されたほか、通勤形の3000形の車内照明のLED化を実施します。また既に導入済みの3100形3153F・3154Fを含めた通勤形電車に車内防犯カメラの設置を進めるようです。

設備面では成田空港第1ターミナル(KS-42)でホームドアを設置したほか、千葉線京成幕張(KS-53)などでの内方線点字ブロックの整備、本線京成大久保(KS-27)などの駅舎と千葉線千葉中央(KS-60)~千原線千葉寺(KS-61)間の高架橋の耐震補強工事、宗吾参道(KS-38)~公津の杜(KS-39)間での法面補強工事、京成西船(KS-20)・千葉中央での駅舎内外装の改修工事推進(京成西船ではすでに完了済み)、国府台(KS-13)でのトイレ改修工事、千葉線みどり台(KS-56)、千原線千葉寺とおゆみ野(KS-64)に多機能トイレ設置、青砥と京成高砂(KS-10)での行先案内表示器の多言語化(4ヶ国語に強化)、堀切菖蒲園(KS-07)、国府台、志津(KS-32)のコンコースへのLCDタイプの行先案内表示器新設、公津の杜、ちはら台(KS-65)での駅舎照明のLED化が予定されています。