▲昨年2016年は東海旅客鉄道373系を使用した東海道線からの直通臨時急行として運転された『富士山トレインごてんば』だが今年は小田急電鉄小田原線からの直通臨時特急として『あさぎり』に使用されるロマンスカーMSE60000形が充当された。
使用編成は60253Fの6両編成で新宿08：40発→御殿場10：26着で運転されました。途中停車駅は町田（OH27）、本厚木（OH34）、松田、山北の各駅で小田原線内は2012年3月のダイヤ改正以前（ロマンスカーRSE20000形および371系静シスX1編成が充当されていた時期）までの『あさぎり』停車駅と同じです。前面部・側面部には同形式特有の任意愛称表示の機能を用いて『☆富士山ごてんば☆』と表示されました。土曜休日ダイヤのため通常の定期『あさぎり』4往復（0401Mレ～0406Mレ［土曜休日N74運用］、0411Mレ・0412Mレ［土曜休日N72運用］）と臨時特急の『富士山トレインごてんば』で同形式の3編成が御殿場線に乗り入れたことになります。
余談になりますが、小田急電鉄では今月に入り10日と11日と連続で人身事故が発生しています。10日には朝のラッシュ時間帯ピーク直前に下り4001レ（平日E26運用）に充当されていた1000形1095F（元1056F+元1256F）が小田急相模原（OH29）に進入する直前の踏切において人身事故に巻き込まれてしまいました。1000形の10両固定編成に改造されたリニューアル車両が人身事故の当該車両となるのは私の記憶の範囲では初めてではないでしょうか。また11日には正午過ぎに3011レ（平日E37運用）の相当スジに充当されていた8000形8059F+3000形3256Fが経堂（OH11）を通過中に人身事故に巻き込まれてしまいました・・・（同駅の通過列車で上りは通過線［急行線］を通るために3番ホーム側の線路は通らないが、下りでは2番ホーム側の線路を通るので、おもに優等種別が通る下り2番ホームでの人身事故が多いとみられている）。
