2017年4月1日

東日本旅客鉄道E231系0番台元八ミツB22編成の7両が秋田総合車両センターへ

2017年3月30日、東日本旅客鉄道E231系0番台元八ミツB22編成の7両(1号車側からクハE231-22+サハE231-64+モハE231-43+モハE230-43+モハE231-44+モハE230-44+クハE230-22)が京葉車両センターからEF81形140号機の牽引で秋田総合車両センターへ配給輸送されました。
▲所属先の三鷹車両センターから慣れない武蔵野線を走り京葉車両センターへ向かったあと雪国の秋田総合車両センターへの長い旅へ向かった元八ミツB22編成。他路線への転用改造工事が施工されるのだろうか。今後の動きに気をつけたい。

この編成はもともと10両編成を組んでいたものの、2015年3月14日の上野東京ライン開業に先立ち東京総合車両センターに入場し、先に入場していた元八ミツB20編成(現在では東マト118編成)、元八ミツB21編成(現在では東マト119編成)を松戸車両センターに転属させるため、両編成に連結されていた6扉車のサハE230-20・サハE230-21と入れ替わりで元八ミツB22編成の付随車1両ずつ(サハE231-65とサハE231-66)を捻出し、3編成に連結していた6扉車を廃車とした際に余った7両で暫定的に組まれたもので、三鷹車両センターで保留車として留置が続いていました。そのあと車両不具合により八ミツB8編成の1号車であるクハE231-8に代わって一時的に写真のクハE231-22が同編成の1号車の代替として営業運転に使用された以外は豊田車両センター武蔵小金井派出所へ疎開回送されるなどの動きに限られていました。しかし3月27日から28日にかけて所属先の三鷹車両センターから武蔵野線経由で京葉車両センターへ回送されていました。今後は秋田総合車両センターで転用改造工事のための準備が行われるものと思われます。なおインレタ表記の『B22』はすでに消去されているようですが、編成番号札は撤去されずそのままとなっていたようでした。