2017年4月16日

小田急電鉄1000形1064Fがリニューアル終了に伴う試運転を実施

2017年4月14日、小田急電鉄1000形1064F(下り方からクハ1164+デハ1114+デハ1014+クハ1064)が大野総合車両所でのリニューアル更新工事および重要部検査を終えて出場し、小田原線内で試運転を行いました。近く運用復帰するものとみられます。
▲1000形4両編成のリニューアル車はこれで4編成となった。3000形3次車以降の編成との連結で運用復帰となることが予想される。

昨年度では2015年度後半から実施された元6両編成と元4両編成を改造した10両固定編成のリニューアル更新工事が実施されたため(元1056F+元1256Fから改造の1095Fと元1052F+元1252Fから改造の1096Fに施工)、4両編成のリニューアル更新工事は2015年度初頭の1063F以来で約2年ぶりとなります。今年度分のリニューアル更新工事対象に含まれるものとみられる1064Fは3000形3次車以降の編成と連結して10両編成のC運用またはE運用で復帰する可能性があるものとみられますが、昨年には上り方から1057F+1063Fの組成で1000形リニューアル車同士で8両編成のB運用に使用されたことから、8両編成で運用復帰となる可能性も否定できませんね。ちなみに同形式の4両編成のリニューアル車では『登山線入線禁止』のラベルが運転台に貼り付けられており、箱根登山鉄道線小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間での運用(111運用~114運用)には代走を含めて一度も使用されたことはありません。