2017年3月21日に東武鉄道南栗橋車両管区に併設された南栗橋工場にリニューアル更新工事のために入場していた10000・10030系11637F+11442Fが4月6日に出場し試運転を実施したのち7日に森林公園検修区に戻っていたことが分かりました。
▲朝霞台(TJ-13)に進入するリニューアル更新工事前の10000・10030系11637F+11442F。東上線向けでは2014年度の11032Fと11639F+11443F以来で、なんと約3年ぶりにリニューアル更新工事が施工されたのである。
リニューアル後の11637F+11442Fは9日の森林公園(TJ-30)09:01発の3214レより営業運転に復帰しています。リニューアル内容は2014年度リニューアル編成の11032F・11639F+11443Fとほぼ同じものとみられますが、東上線向けの10000系列のリニューアル編成では初めて前照灯がLED式に変更されたほか、先の2編成で施行されていたVVVFインバータ制御(日立製作所製)への更新は見送られました(要するにスカイツリーライン向け同系列の4両編成と同じリニューアル内容と思われる)。東上線向けの編成が約3年ぶりにリニューアル更新工事を受けた背景に2015年度以降ではスカイツリーライン向けに残っていた6両編成の11633Fのほか、同年7月に4両編成の11480Fを皮切りに4両編成のリニューアル更新工事を優先したためではないかと思われます。
余談ですが、東上線では50000系列を中心にヘッドマーク車が多く運転されていますね。『ももクロ』ヘッドマークではふじみ野(TJ-18)で一日駅長を務めたことのある緑色の有安杏果のものが51004F、赤色の百田夏菜子のものが51005F、桃色の佐々木彩夏のものが51006F、紫色の高城れにのものが51006F、黄色の玉井詩織のものが51007Fに(メンバーの顔のあるヘッドマークはすべて小川町[TJ-33]寄り)、『BLUE BIRD』ヘッドマークが51092Fに、全国交通安全運動ヘッドマークは51094F・51095F・51096Fにそれぞれ掲出されていますね。