2016年1月上旬から東京急行電鉄5000系5120Fを皮切りとして編成中に3両連結されていた6扉車を新製4扉車に差し替える作業が実施され、同系列は順次全車4扉車に変更されていますが、ついに6扉車組み込み編成が5105Fの1編成だけとなったことが分かりました。
▲5000系唯一の6扉車組み込み編成となった5105F。5108F・5110Fはすでに6扉車が新製4扉車に差し替えられており、5105Fが最後の6扉車組み込み編成として残っている。
2017年2月時点で6扉車組み込み編成であった5105F・5108F・5110Fのうち、5108Fと5110Fは3月中までに長津田検車区構内で6扉車を新製4扉車に差し替えて全車4扉車に変更され、このうち5110Fについては田園都市線内で全車4扉車に組成されたあとの性能確認試運転を行ったのち、すでに営業運転に復帰しています(5108Fについても試運転ののち運用復帰の可能性がある)。なお全車4扉車に組成変更されるにあたり、車内LCD旅客案内表示器(2画面)についても15インチから新製4扉車と同じ17インチワイドのものに交換されており、15インチの車内LCD旅客案内表示器を搭載する5000系も唯一5105Fだけとなっています。このため5105Fの6扉車が新製4扉車へ差し替えられると同系列の18編成中15編成に連結されていた6扉車(45両)が全廃となり、車内LCD旅客案内表示器についても15インチタイプが消滅となり、全18編成が17インチワイドタイプに統一されることとなります。6扉車や『6 DOORS』ステッカーはいよいよ見納めです・・・。