2017年4月6日、小田急電鉄4000形4061Fが東日本旅客鉄道松戸車両センターから武蔵野線経由で大宮総合車両センターまで配給輸送されました。配給輸送前にこの編成は松戸車両センターまで東京地下鉄千代田線経由で臨時回送されていたものと思われます。
▲4000形4059F・4060Fに続き大宮総合車両センターに入場した4061F(いずれも2009年度に増備された編成)。運転台のグラスコックピット化と前照灯のLED化が施工されるものとみられる。
▲4059F・4060Fが大宮総合車両センターに入場した際にこの機器が取り付けられた(写真は営業運転に復帰している4060Fに設置されたもの)。
今回も4059F・4060Fに続いて乗り入れ先路線の千代田線へのホームドア設置に伴うワンマン運転対応工事のためと思われます。これで大宮総合車両センターに入場した4000形は今回の4061Fで3編成目となります。工事施工された編成については4066Fを除き外観では前照灯がHID式からLED式に変更され、写真2枚目のような『ATC/ATO』および『戸閉制御切換盤』が両先頭車に設置されています(新設の機器のため判別しやすい)。また運転台ではすべて液晶画面に集約されたグラスコックピットに変更されていますが、最新鋭の4066Fとは異なり4060Fは千代田線直通運用にも復帰しています。