2017年4月25日

西武鉄道新宿線・池袋線でヘッドマーク車・ラッピング車や新型車両など出会いが続々

昨日4月24日のこと。個人的私用で西武鉄道に乗車していた私。そのときの大変充実した収穫や出会いがありました。長いですが最後までご覧ください。まずいきなり新宿線で始まります。

10000系10104F。103レ(特急『小江戸103号』)。まずは西武新宿(SS-01)にて。新宿線の10000系で『プラチナ・エクスプレス』の川越バージョンのラッピング編成を偶然見かけました。

20000系20102F。2613レ。私はこの列車に乗って所沢(SS-22, SI-17)へ移動していました。


20000系20106F。2101レ。平日朝ラッシュ時間帯の珍しい行先『急行  田無(SS-17)』を初めて撮りました。今度は新宿線と池袋線が交わる所沢にて。

30000系38110F。5210レ

9000系9106F。2114レ。9000系のエコマークなしの姿にもだいぶ慣れてきました。

2000系2465F+2063F。4301レ。『回送』表示ではありますが、下りの所沢止まりの準急です。ここでは下りの4番ホームに進入する列車を中心に撮影。新型車両40000系がお目当てです。

2000系2063Fと30000系30103Fの4208レとの並び。平日朝の通勤通学の時間帯だと並びを撮るのも楽しくなりそう。

6000系6104F。4851レ(平日02M運用)。なんと走行機器が三菱電機製SiC素子に更新されたうちの1編成である6104Fに遭遇。

2000系2091F+2461F。3112レ。平日の朝夕のみとなった池袋(SI-01)発着の『快速』。

6000系6104Fとうまく並びました。池袋線の2000系は唯一3色LED式であった2097Fが引退し、幕車またはフルカラーLED式の同系列のみが運用されていますね。

一方の新宿線側では10000系10112Fの112レ(特急『小江戸112号』)に出会いました。この編成のみ愛称行先案内表示器がLED式でかつVVVFインバータ制御となっています。

10000系10111F。14レ(特急『ちちぶ14号』)。朝の時間帯は『ちちぶ』のほかに飯能(SI-26)始発の『むさし』が運転されていますね。『むさし』は通勤特急の役割があります。

2000系2073F。本来ならば5205レで小手指(SI-19)行きなのですが、なんと西武秩父(SI-36)行きに行先延長されていますね。初めて撮りました。

ちょうど西武秩父行きの2073Fと東京地下鉄10000系10135Fの4852レ(平日83S運用)と並びました。

2000系2083F+2453F。2801レ
10000系10103F。7レ(特急『ちちぶ7号』)。今度は『プラチナ・エクスプレス』の秩父バージョンのラッピング編成を見かけました。

30000系38104F+32102F。2116レ。この編成は前面部の『SEIBU』ロゴが消えていますね。

30000系38118F。5613レ。少し到着が遅れていたものの、新宿線側で30000系のラストナンバーを目撃。

2000系2063F+2465F。4112レ。所沢止まりの4301レの折り返しでしょうか。

40000系40101F。6451レ(平日50M運用)。ここでのお目当てである、新型車両40000系を撮ることができました。ここでの構図の撮影は実にこの編成の試運転以来です。

40000系をしばし観察。この編成は小手指車両基地を出庫して所沢まで回送され、通勤通学向けの『S-TRAIN102号』(502レ:平日52M運用)で東京地下鉄有楽町線の豊洲(Y-22)まで運用されたあとの折り返しがこの6451レとなり、小手指車両基地に一度入庫となるわけです。

40000系は一度試運転で撮影していますが、営業列車で撮ったのは今回が初めてです。

ちょうど入ってきた東京急行電鉄5000・5050系4000番台4107Fの3712レ(平日55K運用)と並びました。この並びは土曜休日では東横線や東京地下鉄副都心線でも見ることができます。

10000系10102F。16レ(特急『むさし16号』)。『むさし』は初めて撮影しました。『ちちぶ』と異なり飯能発着となっています。

2000系2047F+2545F。2619レ。新宿線では旧2000系の廃車が進んでいるものの、主力車両であることには変わりありません。ただ40000系がさらに増備されるとどうなるのか・・・。

所沢での観察を終えて続いては2000系2459F+2065Fの4614レで東村山(SS-21, SK-05)へ。

10000系10104F。114レ(特急『小江戸114号』)。折り返しの10104Fを撮影。

30000系30101F。2805レ。普段は池袋線で運用されている30101Fが珍しく新宿線で運用されていました。しかも南入曽車両基地に入庫する『急行  新所沢(SS-24)』でこの種別行先の組み合わせは初めて撮りました。広告ステッカーがなくなっており、貸切広告車として運用されていたようです。

2000系2055F。5615レ

30000系38102F。5606レ。これを撮ったあと今度は2000系2509F+2053Fの4609レで所沢へ戻りました。

6000系6151F。4580レ(平日02M運用)。下りでは6104Fであった平日02M運用が折り返しでは6151Fに交代。

10000系10105F。105レ(特急『小江戸』105号)。普段は池袋線で運用されている『レッドアロークラシック』の10105Fをなんと新宿線で撮ることができました。『小江戸』表示の10105Fに違和感が・・・。

10105Fは小手指車両基地所属のため何らかの理由で南入曽車両基地に貸し出されているものと思われます。まだまだ見れる可能性はあるかもしれません。私は久しぶりに所沢駅周辺を少し散策したのち、再びホームへ。今度は下りホームから池袋線上りを撮影。

東京地下鉄10000系10123F。6514レ(平日55S運用)。

30000系38104F+32102F。4104レ

9000系9108F。2130レ。2代目『L-train』がきました。

30000系38110F。5304レ。38104Fと38110Fはいずれも2度目の撮影でした。

40000系40102F。2129レ。なんと40000系の2番目の編成が来ました。せっかく40000系が来たのですかさず乗車。

最初に乗ったのは録音を兼ねてモハ40902。東芝製IGBT素子VVVFインバータ制御がより静かに感じました。ドアエンジンは30000系10両固定編成と同じタイプのものでした。

40000系では4000系以来となる半自動ドアスイッチが設置されました。夏場や冬場の始発駅などで使うのでしょうか。形状はほぼ東日本旅客鉄道E233系0番台(八トタ)・3000番台(横コツ・宮ヤマ)と同じですね。

転換クロスシート。『S-TRAIN』ではクロスシートとなる以外はロングシートとなります。ちなみに40101Fで撮影した6451レ(平日50M運用)ではロングシートだったので『S-TRAIN102号』からの折り返しではロングシートとなるようですね。

車内LCD旅客案内表示器。以前の試運転で撮影したように、2画面が一体化されたかのような感じですが、広告用と次駅案内用にちゃんと分けられています。

車椅子兼ベビーカースペース。各車両に設置されていますが、そこの部分にはなぜか側窓がありません(一見すると便所があるのかと思ってしまいそうですが・・・)。

この転換クロスシートの裏にはコンセントが隠れています。このようなロングシートの状態ではコンセントは利用できませんが、クロスシートとなった時には使えるのでとても便利ですよね。

40000系では広告用の液晶画面も配置されています。

10号車のクハ40001・クハ40002には『パートナーゾーン』と呼ばれるスペースがあります。子どものために窓が大きくなっているほか、軽く腰掛けられる座席が2人掛けで2つあります。しかもホワイトのスタンションポールもあります。

つり革はパートナーゾーンが白色、優先席付近が黄色であるほかは青色となっていました。

こちらは40000系の運転台。小手指で停車中に撮影。グラスコックピットとなっているようです。

東京地下鉄10000系10107F。1701レ(平日25S運用)。実はこの『Fライナー』が遅延していた理由は東横線渋谷(TY-01, F-16)でホームドア点検をしていたためでした。このため40102Fの2129レはこの時に限って小手指で遅延運転していた1701レを待避していたのです。

側面部の種別行先案内表示器。表示が切れやすいので撮影の際には細心の注意が必要かもしれません。

車内には『S-TRAIN』向けに網棚のところに座席番号が。

車端部にはプラズマクラスターが設置されていますね。西武鉄道の通勤形電車では初めてだそう。

車内はご覧の通り。一般列車で運用されていたので座席はクロスシートではなくロングシート(3人掛け・6人掛け)となっています。ちょうど右手には小手指車両基地が見えますね。

9000系9103Fの『RED LUCKY TRAIN』(写真奥)は今朝から動いておらず、夕方から運用されたようです。

車内LCD旅客案内表示器を眺めていたら、ちょうど秩父市にある羊山公園の芝桜開花の時期にあたるためか、4月22日から5月7日まで臨時列車を増発とあり(モニターの10000系は現在新宿線に貸し出されているレッドアロークラシックの10105F)、所沢08:51発の5205レが行先延長された理由がやっと分かりました。この芝桜の時期に合わせたものだったのですね。

4号車サハ40402に設置されたトイレです。西武秩父と横浜高速鉄道みなとみらい線の元町・中華街(MM06)を『S-TRAIN』で乗り通すなど行楽の際には便利ですね。

さらにはベビー向けのおむつ台が設置されていました。ベビーを連れて旅行する際などにはすごく便利です。

ようやく飯能寄りの1号車に移動。クハ40102です。西武鉄道向けの鉄道車両が川崎重工業で製造されるのはなんと約90年ぶりだそうで・・・。

1号車(女性専用車に該当する場所)はパートナーゾーンではなく、通常の転換クロスシートと車椅子兼ベビーカースペースがある程度でした。しかし車椅子兼ベビーカースペースが普段よりも広くとられており、その隣の座席は転換クロスシートがひとつだけ(2人掛け)となっています。

座席仕切りはかなり独特な形状ですね。桜のイラストがあしらわれていました。

所沢から約30分弱(ただし小手指での待避ありでしたが)、終点の飯能に到着。小手指車両基地に入庫するための回送となるようです。回送の発車まで再びじっくり観察。

飯能にたたずむ40000系。土曜休日では『S-TRAIN』で西武秩父まで入線します。

4000系4011F。5027レ。4000系を久しぶりに撮影。4009Fは改造でレストラン向けの『52席の至福』となりました。ちなみに4011Fを撮影した際には小手指寄りに4023Fが連結されていましたが、回送表示で切り離しとなりました。

今後も40000系は増備が予想されますが、オールロングシートの編成が出てくる時には池袋線だけでなく新宿線でも見られる可能性がありそうです。

車外スピーカー。乗降促進放送や半自動ドアスイッチ扱い時の放送を流すことができます。

思えば飯能にやってきたのは数年ぶりかも・・・。

40000系を所沢から飯能までの片道で楽しんだ私は30000系38112F+32106F(写真右側)の4110レでとんぼ返り。所沢ではちょうど4305レの9000系9108Fと並びました。

この系列の桃色塗装(池袋線では『PASMO』10周年のヘッドマーク車当該となる編成)の9101Fには会えませんでしたが、これだけでもかなりいい出会いをしています。

10000系10111F。24レ(特急『ちちぶ24号』)。

6000系6155F。6520レ(平日16M運用)。

9000系9108Fとの並びを撮って続いては新宿線の花小金井(SS-18)へ向かうのですが・・・、

2000系2065Fの5624レと20000系20104Fの2639レの並びを撮りました。しかも20104Fにはヘッドマークがついていますね。この折り返しを狙いたいと思います。

隣の東村山では普段池袋線で運用されている30000系38116Fに5821レで遭遇。びっくりしました。

小平(SS-19)で拝島線の拝島(SS-36)からやって来た20000系20108Fの2336レで先回りすることにしました。花小金井で昼食を軽くとってからホームへ。

2000系2001F+2407F。2648レ。いきなり廃車が進む旧型タイプの2000系に出会いました。

10000系10112F。122レ(特急『小江戸』22号)。花小金井の上りのポイントは気に入っています。

2000系2003F+2417F。2338レ。旧型の2000系が連続でびっくり。しかしこの編成は花小金井でしばらく停車。実はこのとき田無~西武柳沢(SS-16)間で線路内人立入があり、一時的にストップしていました。これにより新宿線・拝島線で遅延が発生。

30000系38113F。5620レ

20000系20102F。2650レ。私が今朝乗った編成です。

このとき隣に停車していた2325レの2000系2047F+2545Fの行先に注目。『急行  玉川上水(SS-33)』(本来は拝島行き)となっています。この組み合わせは平日では西武新宿08:09発の2251レでのみ定期的に見ることができますが、まさか日中時間帯に見るとは・・・。

行先表示のアップ。進入時は『拝島』だった行先が『玉川上水』になろうとは思っていませんでした。

2047FのフルカラーLED式表示器の側面部はなぜか『急行  玉川上水』ではなく『急行』オンリー。かなり珍しいものを撮った気がします。

2000系2419F+2007F。2340レ。こちらも旧2000系ですが、後ろの2007Fに注目。


2007Fは『西武鉄道×台湾鉄路管理局』のラッピング車となっていました。まさか見れるとは思っていませんでした。

2000系2521F+2541F。5622レ

20000系20102F。2652レ。遅延していたものの、無事にヘッドマーク車の折り返しを撮ることができました。

ヘッドマークは『西武新宿ペペ』と『新宿プリンスホテル』の40周年記念のものでした。

今度は20000系20108Fの2647レで小平へ行き、2000系2095Fの5463レで萩山(SS-30, ST-04)へ。萩山は初めてです。

新101系261F。6444レ。私は初めて多摩湖線に初めて乗車して国分寺(ST-01, SK-01)へ。
折り返しは6445レ。この編成は2016年8月に武蔵大和(ST-06)~西武遊園地(ST-07, SY-01)間で脱線事故に巻き込まれた編成でした。まさかその当該車両に乗っていたとは・・・。

西武鉄道はいろいろ楽しむことができました。奇跡的な出会いをした編成もいれば、事故に巻き込まれた編成もいたりと様々です。今後新宿線を中心にお世話になるかもしれないので、楽しみです。