2022年8月27日

【さらば1254F】小田急電鉄1000形1254F(ノーマルドア・6両固定編成)のデハ1404・クハ1454が北館林荷扱所に陸送される

2022年8月9日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形1254F(ノーマルドア・6両固定編成)のうちデハ1404・クハ1454が8月27日に車体を分割され、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。これで廃車となった1254Fの陸送が完了します。
▲1000形1254Fのデハ1404・クハ1454(手前2両)が大野総合車両所から旅立つ。この2両の陸送により同形式の廃車に伴う搬出は少なくともあと5回分(1058F1251Fの10両分)はありそうである。

デハ1404・クハ1454の陸送をもって1254Fの廃車除籍処分が完了しました。このうちクハ1454はクハ1453と同様に元東京地下鉄千代田線直通車両であった名残で(当時の相方は現在のリニューアル車の1064Fだった)、列車番号表示器を搭載していた痕跡がありました(列車番号表示器は部品撤去作業の際に撤去されている)。なお1000形最後の非リニューアル車両の1058F1251Fは9月3日・4日のさよならイベントをもって双方とも廃車除籍処分となることが予想されています。この形式の非リニューアル車が廃車除籍処分となると現役全編成が4両固定編成と10両固定編成のリニューアル車が7編成ずつになり、全体在籍両数は100両を切る見通しです(最終的には14編成98両になる)。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年8月26日現在 合計108両/全体196両(休車中を除く・非リニューアル車10両)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
下線部は箱根登山鉄道専任運用編成(編成禁止ラベルあり)

*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
内訳…1057F1058F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…1編成(6両)
内訳…1251F

*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*休車中(廃車予定)…4両
内訳…1062F

*廃車済…84両 ※廃車予定、搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】 合計76両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1254F(クハ1254・デハ1204・デハ1304・サハ1354・デハ1404・クハ1454)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】 合計8両
クハ1155(元1055F)・クハ1255(元1255F)
クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481(元1081F)

【車両増強も一部減便も】東京地下鉄02系3両固定編成が定期営業運転を終了、廃車除籍処分へ?

2022年8月26日、東京地下鉄丸ノ内線中野坂上(M-06)~方南町(Mb-03)間の方南町支線で運用されていた02系3両固定編成(80番台)が8月27日のダイヤ改正で全列車が6両固定編成での運転に変更されることから、定期営業運転を終了しました。3両固定編成はすべて廃車除籍処分になるものと思われます。
▲02系3両固定編成は最盛期には80番台の6編成(18両)が在籍していた。方南町支線での6両固定編成の方南町までの運用が増え、本線との直通運転が増えたことで運用数は削減され、一部編成は余剰で廃車除籍処分となっていた。

丸ノ内線支線用02系は1986年度に登場した車両で、前面部の行先表示器は幕式、支線往復運用が中心のため営業運転時は『中野坂上←→方南町』のみの表示となっていました。最終運用は午前中のみの平日36運用に02-184F、日中時間帯にも往復する平日32運用・平日34運用には02-185F・02-186Fがそれぞれ充当されました。なお方南町支線を往復する運用はダイヤ改正後も残っており、一部は朝晩に本線で運用し、日中時間帯は方南町支線の往復という運用があるほか、方南町支線のみの運用がいくつかあるようです。02系80番台はすべての編成が廃車除籍処分になるものと思われます。

2022年8月25日

【205系日光色は初】東日本旅客鉄道205系600番台宮ヤマY5編成・宮ヤマY10編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2022年8月24日、東日本旅客鉄道宇都宮線小山~黒磯間と日光線で運用されていた小山車両センター所属の205系600番台宮ヤマY5編成(クハ205-605以下4両)と宮ヤマY10編成(クハ205-610以下4両)が所属先から長野総合車両センターへ配給輸送されました。
▲205系600番台の湘南色メルヘン顔の宮ヤマY5編成、日光色メルヘン顔の宮ヤマY10編成がついに帰らぬ旅へ。このうち日光色の同系列(写真)の廃車除籍に伴う配給輸送は初めてだ。

EF64形1031号機の牽引で配給輸送された宮ヤマY5編成・宮ヤマY10編成は廃車解体処分になるものと思われます。205系600番台の廃車はこれで5編成(20両)/12編成(48両)となります。なおこれまで205系600番台の廃車に伴う配給輸送では最初の1編成が湘南色原型である以外は湘南色メルヘン顔となっていましたが、日光色メルヘン顔での廃車は初めてのこととなります。この系列の日光色は宮ヤマY2編成・宮ヤマY3編成(『いろは』)・宮ヤマY6編成・宮ヤマY10編成の4編成16両のみでしたが、宮ヤマY3編成がジョイフルトレイン『いろは』へ改造されたことにより、日光色の205系は実質3編成12両のみとなっていました。同系列を並べた撮影会が控えているため、日光色の同系列では宮ヤマY2編成または宮ヤマY6編成のいずれかが使用されるものと思われます。

【パープルの最新編成に】舞浜ディズニーリゾートライン“Type C”100形141号編成が搬入される

2022年8月23日、日立製作所笠戸事業所で製造された舞浜ディズニーリゾートラインの新型車両“Type C”100形141号編成(進行方向から141+142+143+144+145+146)が車両基地に陸送で搬入されました。
▲舞浜ディズニーリゾートラインで毎年1編成ずつ導入されている新型車両“Type C”100形(写真右側・ブルー131号編成)。新型車両の4編成目(141号編成)がついに登場。4編成目の色はパープルとなっているため、“Type X”10形(写真左側・パープル31号編成)が置き換えになるようだ。最後まで残る“Type X”10形は41号編成(グリーン)となりそうだ。
▲“Type C”100形141号編成の色はパープルとなった。これにより“Type X”10形31号編成(パープル)が置き換えられることになるが、31号編成は2022年9月8日から2023年3月下旬まで内装をダッフィーたちの新たな仲間『リーナ・ベル』に装飾した限定ライナーで走る。このことから置き換えのタイミングは2023年4月以降と思われる。
▲最後まで残ることとなった“Type X”10形41号編成(グリーン)。最後に投入される“Type C”100形151号編成はグリーンとなり、2023年に車両基地に搬入、2024年営業運転開始という流れが考えられそうだ。

“Type C”100形は111号編成(イエロー)・121号編成(ピーチ)・131号編成(ブルー)の3編成(18両)が営業運転に投入されています。2022年1月に投入された131号編成(ブルー)の搬入は2021年3月ということで、搬入からデビューまで約10ヶ月かかりました。今回車両基地に搬入された“Type C”100形141号編成はパープルとなっており、“Type X”10形の31号編成(パープル)が置き換えになるものと思われます。ただしこのパープルは2022年9月8日から2023年3月下旬まで内装をダッフィーたちの新たな仲間の『リーナ・ベル』を装飾した期間限定ライナーを運転することとなっており(期間限定ライナーは“Type X”10形31号編成で運転された『ダッフィー&フレンズ・ライナー』以来、約2年ぶりの復活です)、置き換えのタイミングは期間限定ライナーが終了する2023年4月以降になるものと思われます。このため“Type C”100形141号編成のデビューは早くても約8ヶ月先になりますね。

2022年8月24日

【子育て応援車含む】小田急電鉄1000形1254F(ノーマルドア・6両固定編成)のデハ1304・サハ1354が北館林荷扱所に陸送される

2022年8月9日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形1254F(ノーマルドア・6両固定編成)のうちデハ1304・サハ1354が8月24日に車体を分割され、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲廃車除籍処分となった1000形1254Fのデハ1304・サハ1354が大野総合車両所から北館林荷扱所へ旅立つ。このうちサハ1354は子育て応援車両として設定されていたため、子育て応援車両としての廃車はサハ1353に続いて2両目だ。

このうちサハ1354は子育て応援車両として設定されていたため、同形式の子育て応援車両は2両目の廃車となります。6両固定編成として同形式ワイドドア車から通算すると8編成目の廃車ですが、ノーマルドア車両の6両固定編成は2編成目となります。この次はデハ1404とクハ1454の陸送を残しています。また最後の非リニューアル車の2編成もさよならイベントをもって廃車となることが予想されるため、1000形の廃車除籍処分に伴う北館林荷扱所への陸送は少なくとも残り6回(基本的に2両ずつ陸送)となりますが、車番を隠されたまま留置中の1062F(4両固定編成)の今後も気になるところですね。その編成を差し置いて他の編成が先に旅立っていますから…。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年8月24日現在 合計108両/全体196両(休車中を除く・非リニューアル車10両)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
下線部は箱根登山鉄道専任運用編成(編成禁止ラベルあり)

*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
内訳…1057F1058F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…1編成(6両)
内訳…1251F

*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*休車中(廃車予定)…4両
内訳…1062F

*廃車済…84両 ※廃車予定、搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】 合計76両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1254F(クハ1254・デハ1204・デハ1304・サハ1354・デハ1404・クハ1454)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】 合計8両
クハ1155(元1055F)・クハ1255(元1255F)
クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481(元1081F)

【減る旧2000系】西武鉄道2000系2033F(6両固定編成)が横瀬車両基地に廃車回送される

2022年8月23日、西武鉄道新宿線や国分寺線を中心に活躍していた玉川上水車両基地所属の2000系2033F(6両固定編成)が横瀬車両基地へ自走で回送されました。廃車除籍処分によるものと思われます。また同系列では4両固定編成の2501Fも廃車除籍処分となっています。
▲(イメージ)旧タイプの2000系6両固定編成では2本しかいない後期リニューアル車。新宿線系統で活躍した2033Fが帰らぬ旅に出た。この顔つきタイプの6両固定編成は2027F・2031Fの2編成を残すのみとなっている。2両固定編成がしぶとく残っている印象だが、油断はできない。

旧タイプの2000系は2007Fの廃車除籍処分で8両固定編成が消滅し(クハ2001は静態保存)、新宿線や国分寺線を中心に活躍する6両固定編成は3編成(2027F・2031F・2033F)が残っていましたが、2033Fの廃車により2編成のみとなります。特に国分寺線では数少ない旧タイプの同系列のバリアフリー対応リニューアル車となっていました。このタイプの廃車は初めてのことと思われます。同系列では4両固定編成の2501Fが廃車除籍処分となっており、この先も2000系の廃車が進むかどうか注目されます。この系列の置き換えのために他社からの中古車両である『サステナ車両』を導入することを示唆している西武鉄道ですが、通勤形電車のVVVFインバータ車両100パーセントを達成できるのはいつになるのやら…。

2022年8月23日

【8000形での本格交換は初】小田急電鉄8000形8065F+8265Fの車内照明が蛍光灯からLEDに交換される

2022年8月23日、小田急電鉄大野総合車両所64番構内留置線にパンタグラフを下ろした状態で留置されていた8000形8065F+8265Fの車内照明が蛍光灯からLED式タイプに交換されたことが確認されました。同形式の車内照明の本格交換は今回が初めてのことと思われます。
▲大野総合車両所での留置期間中に車内照明が蛍光灯からLEDタイプに交換された8000形8065F8265F。同形式の車内照明の交換はリニューアル更新工事完了後では初めてのことである。この形式は2011年度以降にリニューアルされた4両固定編成の8055F8059F8060F8061F8062F8063F8066FでLED照明を採用している。

8000形の車内照明は東日本大震災の2011年以前までにリニューアル更新工事を受けた編成が多いため、蛍光灯がほとんどを占めており、車内照明がLEDとなったのは2011年度以降にリニューアル更新工事を受けた同形式4両固定編成のみとなっていました(8065Fを除く)。その当該編成は8055F8059F8060F8061F8062F8063F8066Fの7編成ですが、このうち2011年度分の8063F8066Fでは各10号車のクハ8063・クハ8066のみに車内照明の試験を兼ねてLED照明の搭載が実施され(10号車以外は蛍光灯のまま)、8063Fのクハ8063は川重車両テクノ製、8066Fのクハ8066は東芝ライテック製のものが搭載されています。2012年度分から全車両のLED照明への更新が実施され、8055Fでは8063Fのクハ8063と同じ川重テクノ製、8060F8062Fでは8066Fのクハ8066では東芝ライテック製のものとなり、2013年度分の8059F8061Fではどちらも東芝ライテック製のものとなりました。一方の6両固定編成では2009年度にリニューアル更新工事を受けた8265Fをもってリニューアル更新工事が完了している(この時点では4両固定編成にもリニューアル更新工事が続けられていた)ため、6両固定編成はすでに廃車除籍処分となった8251F8255F8264Fを含めて蛍光灯のままでした。8000形4両固定編成・6両固定編成ともに車内照明が交換されるのはリニューアル更新工事完了後では初めてで、同形式6両固定編成のLED照明への交換は今回が初めてのこととなります。

車内照明の交換は大野総合車両所構内で3000形3次車以降(6両固定編成・8両固定編成)や4000形を中心に行われてきましたが、ついに8000形にまで拡大しました。ちなみに2000形では在籍する全9編成で交換済みで、1000形は最後の非リニューアル車の1058F1251Fが引退することによって全編成(リニューアル車のみ)がLED照明となります(同形式のLED照明への交換は10両固定編成の1092Fで完了済み)。8000形ではリニューアル更新工事完了後では初めてということで、他編成にも普及する可能性がありそうです。

【8000形のLED照明への交換状況】※2022年8月23日現在
《未交換》
4両固定編成…8051F8052F8053F8054F8056F8057F8058F8064F
6両固定編成…8252F8253F8254F8256F8257F8258F8259F8260F8261F8262F8263F8266F
※注意…8063Fのクハ8063・8066Fのクハ8066以外は蛍光灯のまま

《交換済》
4両固定編成…8065F
6両固定編成…8265F

《リニューアル当初からLED照明》
4両固定編成…8055F8059F8060F8061F8062F8063F8066F
※注意…8063Fはクハ8063、8066Fはクハ8066のみLED照明
※注意…廃車除籍処分済みの8251F8255F8264FはLED照明への交換は過去になし

2022年8月21日

【快速から特急になる列車も】東日本旅客鉄道が秋の臨時列車運転の概要を発表

2022年8月19日、東日本旅客鉄道が2022年秋の臨時列車の運転概要を発表しました。臨時列車の撮影や乗車の際などは新型コロナウィルス感染防止対策を引き続き徹底しましょう。首都圏エリアでは波動輸送向けのE257系5000番台・5500番台(宮オオ)、E653系1000番台水カツK70編成(国鉄特急色)が大活躍となりそうです。
▲(イメージ)E257系5500番台を使用する臨時特急は『あたみ』・『鎌倉』(『鎌倉紅葉』を含む)・『谷川岳もぐら』(『谷川岳ループ』を含む)などがある。全席指定席で乗車券のほか指定席特急券を必要とする。またこれまで『ホリデー快速鎌倉』として運転されていた列車が特急列車に格上げされ、特急『鎌倉』となる。同系列の臨時快速は指定席券を必要とする『武蔵野・青梅奥多摩号』と『GOGO舞浜』のみである。

首都圏エリアの秋の臨時列車はE257系5000番台・5500番台(宮オオ)を使用する列車が中心ですが、国鉄特急色のE653系1000番台水カツK70編成を使用する臨時列車もいくつか設定されています。逆に485系ジョイフルトレイン(高タカTG02編成の『華』・高タカYD01編成の『リゾートやまどり』)を使用した臨時列車は『リゾートやまどり』を使用する特急『日光東照宮秋季大祭号』のみとなっています。夏の臨時列車では同系列の運転による設定があっただけに今後の両編成の動向が気になりますね。

今回の臨時列車で注目はE653系1000番台水カツK70編成を用いた特急『とき』です。現在の『とき』は上越新幹線(E2系1000番台・E7系)の東京~新潟間を結ぶ新幹線列車となっていますが、かつては上野(JU-02)と新潟を高崎線・上越線・信越本線経由で結ぶ特急列車として設定されていました。これらの線区を経由して11月3日に上野発新潟行き、6日に新潟発上野行きで設定されるようです。E653系1000番台水カツK70編成は実は特急『いなほ』に使用されていた元新ニイU-108編成ですから、里帰りともいえますね。この特急『とき』の発着時刻を調べていたところ、下り列車ではまさかの偶然かもしれませんが、上野発車時刻は8時30分と、現在の新幹線『とき』307号(307C列車・東京8時24分発)と同じ発車時刻、新潟到着時刻は13時47分と、こちらは新幹線『とき』319号(319C列車・東京11時40分発)と同じ到着時刻だと判明しました。一方の上り列車では上野到着時刻が17時35分と、こちらは新幹線『とき』330号(330C列車・新潟15時37分発)に近い到着時刻です。

またE653系1000番台充当列車に各方面から常磐線勝田を結ぶ列車が設定されたことも特筆できますね。10月には茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園の『コキア』が見頃を迎えるタイミングであることから、八王子(JC-22)・大宮(JU-07,JS-24)・大船(JT-07,JS-09)・蘇我から常磐線勝田までを乗り換えなしで結ぶ特急列車があります(仙台からもE657系使用で勝田行きの特急『ひたち』の設定あり)。各地発の列車は『海浜公園コキア○○○号』として設定されていて、大船発着列車以外は武蔵野線を経由するものと思われます。大船発着列車は上野東京ライン経由で十分ですね。常磐線直通列車の上野東京ラインは定期特急列車(ひたち・ときわ)を含めて品川(JT-03)発着ですので、大船から常磐線直通で設定されるのは珍しいです。大船発が東海道線ホームの2番線発車となれば、東海道線と常磐線を通るだけで行けそうですね。

E257系5000番台・5500番台の臨時特急列車(房総エリアの臨時特急列車は通常の500番台を使用する場合あり)に目を向けると、注目は5500番台を使用する武蔵野線吉川美南(JM-19)と横須賀線鎌倉(JO-07,JS-07)を結ぶ特急『鎌倉』・『鎌倉紅葉』です。なぜかというと今秋の臨時列車のタイミングで『ホリデー快速』として運転されていた列車、つまり乗車券プラス指定席券だけで乗車できた有料快速列車の『ホリデー快速鎌倉』が特急列車に格上げされるためで、青梅線青梅(JC-62)と鎌倉を結ぶ『鎌倉紅葉』も先ほどと同様に有料快速列車から特急列車に格上げされるためです。いずれも乗車には乗車券プラス指定席特急券が必要なのです。『ホリデー快速鎌倉』(乗車券プラス指定席券で乗れる列車)としての運転は9月25日までとなり、10月1日からは指定席特急券を必要とする列車(9月1日から特急『鎌倉』の指定席特急券が購入可能)となることに十分気をつけてください。また今夏にも運転された特急『あたみ』が秋にも運転されるほか、宇都宮線栗橋と京葉線舞浜(JE-07)を武蔵野線経由で結ぶ東京ディズニーリゾート方面のアクセスに便利な臨時快速列車『GOGO舞浜』の設定があります。舞浜行きは同駅到着が9時48分と、東京ディズニーランド・ディズニーシーの開園から約50分経っての到着ですが(双方とも入園前に手荷物検査があります)、栗橋行きは舞浜発車時刻が21時19分と、東京ディズニーランド・ディズニーシーの閉園から約20分後の発車となりますので、状況によっては閉園間際までパーク内に滞在することができます。ただし東京ディズニーシーの場合は舞浜ディズニーリゾートラインでの移動も考慮してください(※『GOGO舞浜』運転日の東京ディズニーランド・シーの運営時間は現時点で9時から21時までとなっています。詳細は東京ディズニーリゾートのホームページをご参照ください)。

このほかにも臨時列車はたくさんありますが、ここでは割愛させていただきます。また臨時快速『リゾートしらかみ』や『五能線クルージングトレイン』は五能線での豪雨による冠水被害などで運転を見合わせているため、未定となっています。またそれ以外でも状況次第では運転取り消しになる場合がありますので、常に最新情報をご確認ください。

2022年8月20日

【8両固定編成消滅】東京都交通局10-300形10-420F(8両固定編成)が若葉台検車区に廃車回送される

2022年8月10日の平日11T運用をもって定期営業運転を終了した東京都交通局新宿線の大島車両検修場所属の10-300形10-420F(8両固定編成)が8月19日に所属先から京王電鉄若葉台検車区へ自走回送されました。廃車除籍処分に伴うものと思われます。
▲10-300形で最後の8両固定編成である10-420Fが総合車両製作所横浜事業所から新製出場して陸送搬入された10両固定編成の10-720Fにあとを託して帰らぬ旅へ。10-420Fの廃車をもって同形式8両固定編成は完全消滅し、10両固定編成に統一された。

10-300形は東日本旅客鉄道E231系をベースとし登場当初から全編成(2017年に全廃された10-300R形を含む)が8両固定編成で登場していましたが、当初から10両固定編成に増結することを見越したものとなっており、地下鉄区間を走行する関係からか電動車と付随車の割合(MT比)は5M3Tとなっていて、同形式2次車で最後の方に製造された10-450F10-460F10-470F10-480Fの4編成(登場時8両固定編成・32両)をすべて10両固定編成とする際には中間電動車と中間付随車1両ずつの合計8両が新製され、編成組み込みの際には既存の中間電動車1両に改番やパンタグラフ撤去および電動車のユニット化に伴う改造を施されました。しかしながら10-440F以前の8両固定編成はその対象に入りませんでした。2013年度からは同形式3次車の製造ベースを東日本旅客鉄道E233系2000番台(東マト)に変更したことでE231系ベースの車両が製造されることが少なくなったほか、新宿線の全列車10両編成での運転を実現するため、既存編成に中間増備車を新製して組み込むのではなく、同形式6次車の新製投入で直接置き換える方向に変更されたことで、8両固定編成の同形式は廃車が進行しました。そして最後まで残っていた10-420Fが若葉台検車区に廃車回送されたことで、大島車両検修場に所属する10-300形はすべて10両固定編成となりました。いずれは撤去される可能性がありますが、ラストナンバーの10-720Fを含めて、同形式10両固定編成には先頭車に“10 CARS”のステッカーが貼られたままとなっています。京王電鉄8000系・9000系8両固定編成などと区別するためにあえて残したのでしょうかね。

【あと5編成に】東日本旅客鉄道205系500番台横コツR2編成・横コツR10編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2022年8月19日、東日本旅客鉄道相模線で使用された国府津車両センターの205系500番台横コツR2編成(クハ205-502以下4両)と横コツR10編成(クハ205-510以下4両)が所属先からEF64形1031号機の牽引で長野総合車両センターに配給輸送されました。
▲長野総合車両センターに旅立った205系500番台横コツR2編成(クハ205-502以下4両)。
▲長野総合車両センターに旅立った205系500番台横コツR10編成(クハ205-510以下4両)。2編成8両の廃車で残りは5編成20両の在籍となった。

205系500番台の廃車解体処分に伴う配給輸送列車の運転は7月下旬以来です。同系列が長野総合車両センターに配給輸送されるのは2回目です。機関車次位から横コツR2編成(相模線内基準で茅ヶ崎寄りからクハ205-502+モハ205-502+モハ204-502+クハ204-502)、横コツR10編成(相模線内基準で茅ヶ崎寄りからクハ205-510+モハ205-510+モハ204-510+クハ204-510)で連結され、編成番号札はラミネート仕様がそのまま残されていました。さらには中間に入った先頭車の一部は方向幕が抜かれた状態となっていました。これにより205系500番台の残数は5編成20両となりました。13編成の在籍であったため、最後の配給輸送は単独での輸送となりますが、最後まで残るのはどの編成になるでしょうか。

【205系500番台の在籍状況】※2022年8月20日時点
《在籍両数》5編成20両
《疎開留置》5編成20両(R1R8R11R12R13)
《廃車解体》8編成32両(R2R3R4R5R6R7R9R10)